【宮崎・神秘の青島】おっさん一人旅・弾丸1泊2日で手ごろな宮崎観光プランとは?海にぽっかり浮かぶパワースポット神社

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南国・宮崎県に初上陸!しかも今回は時間がないのにゆる~い週末弾丸1泊旅行。

宮崎の土地勘ないし、観光スポット分からないし、飛行機の往復の時間を考えて、通常の土日1泊で翌日(月)の仕事に疲れの残らない時間制限・・・

たくさんの制約がある旅行です。

ネットには盛りだくさんの宮崎観光情報でうまく絞り込めない方へ、自分が体験したこんな手ごろな観光プランはいかが?

思い立ったが吉日、東京から手ごろな距離の南国・宮崎あたりで週末トラベラーおすすめです。

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なぜ今回のおっさん一人旅が「宮崎」なのか?


それは、たまったJALマイルを最大限に有効活用して決まった場所だからです。

それは、JAL「どこかにマイル・キャンペーン」。

通常国内往復が最低でも12,000JALマイルはかかりますが、このキャンペーンだと、たった6,000マイルで国内往復便タダなんです。割引率はなーんと50%以上!

ただし、予約は1か月前からで、おそらく空席が目立つ路線がディスカウントされているようで、今回JAL公式サイトから検索をかけても、西日本しか候補地で出てきませんでした。

格安マイルな分、このキャンペーンは4つの候補地は絞り込めますが、最終的な場所の決定はJAL側で行うので自分に決定権がないのがネックですね(だから「どこかにマイル」ってネーミングなわけです)。

幸い、今回2019.9.7(土)~8(日)の通常の週末で候補表示されたのが宮崎を含めた九州で、最終決定されたのが宮崎だったってわけです。

一度も行ったことなかったので、自分的には大満足。

【知らなきゃ損】JAL「どこかにマイル・キャンペーン」国内全路線がわずか一律㊙マイルで。そんなおいしい話は本当か体験してみた結果は?



時間の制約を考えると、広い宮崎の中で滞在地は限られる


まず、宮崎県って東京人にはあまりなじみがない。九州のどこにあるかはっきりしない人もいますよね。東側のここですよー!
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そんでもって、宮崎県の観光エリアは広いのです。主に北部(高千穂)、南部(日南)、山間中部(えびの)の3エリアです。
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でも、欲張って全てを回ろうとすると、弾丸1泊2日では到底無理!

しかも、自分のように、パッケージツアーに頼らず、個人手配旅行で、レンタカーに乗らず公共交通機関のみに頼るトラベラーは、移動の制約もでてきます。

参考に、じゃらんの「宮崎観光スポットランキングTOP3」です

【1位】鵜戸神宮(南部)

【2位】高千穂峡(北部)

【3位】青島(中南部)


どこも神話にまつわるスピリチュアルな場所ばかり。

宮崎ってマンゴーや東国原知事、シーガイヤのイメージしかなかったけど、伝説のパワースポット乱立地帯なんですね。

ということで、今回弾丸旅行滞在先は、日南市「青島」に決定!!

1位と2位は宮崎空港から遠くて移動に時間がかかり実質無理。

一方、青島は空港からも近く、田舎の割に電車やバスでアクセスしやすいエリアです。それに、水平線をぼーっと眺めて癒されたかったし。


フライトや路線バスの時間


JAL往路は、羽田発11時台、復路は羽田着14時台。それ以外のベストな時間帯の空席はないみたいで、JALキャンペーンではヒットしませんでした。

宮崎まで2時間弱でいけるなんて、近いですよね。

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J-AIRというやや小ぶりな国内線でした。機内は往路がらがら、復路満席。

往路には、眼下に日本の霊峰冨士が。ありがたや~。

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空港到着。「ブーゲンビリア空港」と称されるだけあり、いたるところに赤紫のブーゲンビリアが南国らしさを演出。

ホール頭上のステンドグラスが天照大神生誕にちなんだ神話をかたどっています。

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もちろん、空港内のレストランでは、宮崎名物「チキン南蛮と冷や汁」でしょ。

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空港出口すぐに宮崎交通の路線バス乗り場があります。空港駅から宮崎市内に出て日南に向かう電車もありますが、本数が少なすぎて今回はパス。幸い、ホテル近くの「青島バス停」に停車する路線バスを使うことに。

ランチを食べたらすぐの14:21発に乗車。バスも1時間に1本程度なので、乗り遅れに注意!

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宮崎の路線バスって、真夏ということもあるだろうけど、車内の日よけシールドが全ての窓でほぼ閉められていて、外の景色を見るのに気を遣うこと。

空港から30分程度で青島バス停に到着。


帰りは、ホテル10時チェックアウトぎりぎりまでゆっくりして、ホテルから徒歩3分程度近くの青島バス停で再び乗車、空港に帰りました。

10:11発の宮崎交通バスに乗りました。

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ちなみに、帰りのバス時間も、この前と後は1時間以上の開きがあり、しっかりスケジュールたてないと大変ですよ、

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今回の宿泊「青島グランドホテル」


自分は、国内外のホテル予約サイトはBooking.comなど外資系サイトを利用しているのですが、青島の宿を検索するもあまりヒットせず、国内には弱い模様。

代わりにじゃらんネットを利用しました。ただし、通常の週末といえども、どこも軒並み高い模様。バス停や観光スポットまで徒歩では遠い場所も多数あり。

その中で、「青島グランドホテル」なる宿がタイムセールをやっているのを発見。「ホテル指定の部屋限定格安プラン」ということで、500円引きクーポンを利用して1泊2食付きで1万円というお手軽料金で宿泊できました。

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このホテル、外観も内装・部屋も昭和時代をにおわせる、ちょっと古めかしい大規模ホテル。あまり期待せずに行ったのですが、古さを挽回しようと、ホテル側の努力が見られる居心地よいホテルでした。

当日は、青島を連なる日南海岸で「世界サーフィン選手権大会」が開催されていて、このホテルも世界のサーファーが多く宿泊していました。

事前にホテルへサイト上のリクエストとして「見晴らしの良い上層階がよい」と無理を承知で連絡したところ、案の定「お客様のプランは下層階になります」とのメール返事。

3階だったので眺望を期待せず部屋に入ったのですが、昭和っぽいくたびれ感は否めませんが、かなり広く、ユニットバスも綺麗、ウォシュレットあり。

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おひとり様って超狭い部屋にあてがわれることが多いのですが、このホテル太っ腹です。

さらに、くたびれたテラス席?があり、そこの大きな窓から目の前の海岸線が拝めるではありませんか。

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海側の部屋、しかもホテル目の前に連なる防砂林の切れ間から海が臨める角部屋にあてがってもらって大満足。たぶん、無理な事前リクエストが功を奏したのかも。時を忘れるくらい、眼下に広がる海を見ながらのーんびり過ごせました。

夕食は、サーファーはさらに格安プランなのでしょう、別の大広間でにぎやかに。自分は静かな食事処で日本人観光客数組と舌鼓。

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このホテル、屋上に展望露天風呂があり、水平線を見ながらひとっ風呂浴びれるんです。これぞ開放感。しかも温泉。床が防水用畳敷きで和のテイスト満載で工夫を感じました。

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朝食はビッフェ方式。メニューも多く、冷や汁やカニの味噌汁がおいしかった。外国人サーファーも多く、中居さんたちは「英語がしゃべれないから大変」と閉口していました。

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青島現地に行って初めてわかったのですが、観光のメインスポットの青島神社の近くの大規模ホテルってほぼなし。豪華なANAホテルはあるけどすこし離れているし、他のホテルも送迎が必要なくらい離れている。その点、このグランドホテルの立地は最高。


観光スポット①「やっぱ海でしょ(日南海岸)」


ひろーい太平洋。サーファーがいるくらいで、人もまばら。リラックスしにきたんだから混雑回避。ここベスト。

波打ち際をゆったり散歩すると、昨日までの都会の喧騒が嘘みたい。

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夕暮れはさらにゆったりムードに。おっさん一人じゃちと淋しくノスタルジックに(笑)

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観光スポット②「青島神社でパワーもらって開運?」


ホテルから徒歩5~10分くらいで青島神社です。離れているANAホテルからは、タイでおなじみトゥクトゥクが宿泊客を送迎してました。

青島って徒歩30分もせずに周れてしまう小さな島。そこにポツンとあるのがパワースポットとして有名な青島神社です。

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雲の切れ間から光が差し込み青島を照らすこの光景、ほんまに神秘的やわ~。

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長い弥生橋を渡って本土から島に上陸します。

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橋から見える名物「鬼の洗濯板」。島の周囲をずっと覆っています。

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橋を渡り終わると島の入り口に大きな鳥居が。

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鳥居付近に広がる「鬼の洗濯板」に降り立って観察してみた。

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筋張った岩の波をよく見ると、甲羅のような亀裂が。溶岩が急に海水に冷やされてできる「柱状節理」です。

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本当に鬼ヶ島のような。初めて見る光景でした。

青島神社入り口。海幸彦・山幸彦の伝説が残る由緒正しい神話の神社。

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本殿前にあった不思議な「ご縁継ぎ」。針金に穴のある硬貨(5円、50円)を通し賽銭し、左の石臼を5円なら1回転、50円なら5回転しながらご祈念するそうな。

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本殿の右奥には絵馬のアーケード。

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そこを進むと開けた場所にポツンと社が。周囲はジャングルのような熱帯雨林と対照的で、日本の神社のイメージを覆す雰囲気。

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神社から海を見た。
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神社の目の前まで鬼の洗濯岩
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翌朝に神社まで散歩したついでに、島を一周したのですが、釣り人意外は誰もおらず、途中で突然スコールに遭い、とても不思議な感覚でした。自分はスピリチュアル的なものを信じたりすがったりしないのですが、この島は特別な力を感じましたよ。

おまけの観光スポット。青島バス停からすぐに「ボタニックガーデン青島」という広大な温室植物園があります。

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入場無料でお得ですし、夜はライトアップされてます。併設の大きなカフェもおすすめです。


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