前回までに世界一周特典航空券予約までに必要なルート作りのノウハウをお教えしました。
空席状況やスターアライアンス運行可能ルートをウェブサイトで確認の上、ANA利用条件を踏まえて都市をつないでいき、実現可能な一周ルート(案)を作成しました。
そして、やっとルートの各区間便の特典航空券の予約・発券に至るのです。
予約・発券は世界一周の場合、ウェブ上ではできず、直接ANAマイレージクラブ・サービスセンターに電話をして行うこととなっています。
今回は、満を持して準備した一周ルート(案)が、センターとの電話でのやりとりの末、どのように変わり発券に至ったか、レポートします。
これが、思ったようにはいかなくて…(汗)
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まずは結論から。ANAマイレージサービスセンターとのやりとりの末に確定・発券したルートのご紹介
【今回の「世界一周」フライトの概要(全てビジネスクラス)】
①7/22(アラブ首長国連邦へ)
10:35羽田-15:05バンコク(乗り換え)タイ国際航空TG683,AirbusA330
16:20バンコク-19:45ドバイ タイ国際航空TG517,Airbus350-900
②7/24(モロッコへ)
05:20ドバイ-07:00カイロ(乗り換え)エジプト航空MS911,Airbus330-300
08:00カイロ-12:20カサブランカ エジプト航空MS847,Bowing737-800
③7/29(ポルトガルへ)
16:35カサブランカ-18:15リスボン ポルトガル航空コードシェア便TP1443,Embraer190
④7/31(ドイツへ)
12:05リスボン-16:00フランクフルト ルフトハンザ航空LH1167,AirbusA321
⑤8/3(アメリカへ)
11:00フランクフルト-13:40ニューヨークJFK ルフトハンザ航空LH400,AirbusA380-800
⑥8/6-7(日本へ)
18:15ニューヨークJFK-翌日21:15羽田 ANA NH109,Bowing777-300ER
8区間(2乗り換え)、5途中降機、利用航空5社、総飛行時間49時間25分(17日の約408時間のうち約12%)、区間基本マイル(総距離)21,810、必要マイル12,500
総飛行距離が旅行時間の約12%も占めるんですから、各区間のフライト選びは旅を左右する重要事項だということが分かりますね。
同じ路線の中に空席のある便はいくつかありましたが、できる限り早朝・夜間発着便は避け、昼間発着便を選ぶようにしました。
ウェブサイト空席状況を踏まえて事前に作成しておいたルート(案)2018.5月上旬(GW中)一人分
ANAマイレージクラブ公式サイトから提携便国際線特典航空券の各区間空席状況を事前に調べておき、電話する前に次のルート(案)を作成しておきました。
本当は3~4か月前には調べてルート(案)作成しておきたかったのです。
でも、平日は仕事が多忙・疲弊していて無理で週末も時間が取れないことと、夏休みの仕事の予定がたたなかったことで、ずるずるとGW(2.5か月前)のまとまった時間に作成することになりました。
空席を綿密に調べてのルート作成は思った以上に時間がかかるので、平日帰宅後は難しいと思いいます。
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【事前のウェブ確認結果や自分の希望は次のとおり(ビジネスクラスが基本)】
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こんな感じで事前のウェブ空席調べでなんとなく実現的なルート(案)ができました。
【ウェブでの空席状況を踏まえて作成した事前のルート(案)】
※上記の「確定・発券ルート」と同様の便の場合、発着時刻は記載していません。
※今後変更になる箇所は、緑表示
①7/23(トルコへ)
18:30羽田-20:35上海(乗り換え)ANA
22:45上海-05:20イスタンブール ターキッシュエアラインズ
②7/26(モロッコへ)
11:20イスタンブール-14:10カサブランカ ターキッシュエアラインズ
③7/28(ポルトガルへ)
カサブランカーリスボン ポルトガル航空
④8/1(スイスへ)
リスボンーウィーン(空席多数あり)
⑤8/5(アメリカへ)※エコノミー
06:10ウィーン-07:35フランクフルト(乗り換え)ルフトハンザ航空
10:15フランクフルト-13:15ロス ルフトハンザ航空
⑥8/7-8/8(日本へ)
11:35ロス-翌日14:55成田 ユナイテッド航空
※以上のルートをbook&flyツールで計算すると、区間基本マイル計20,623
人気長距離路線がほぼ空席がない現実に直面し、「もっと早く動き出せばよかったな~」と後悔にさいなまれました。
まあ、希望通りではありませんが、このルートでも1周できるのでよしとしようかと。
特典航空券の予約は、自分のようにおひとり様の予約でも苦戦するのですから、家族連れなど複数の座席予約は相当困難があるでしょうね。
巷の噂だと、特典航空券座席枠は、ANA便でステータス保持者は4席、一般予約者(自分も含め)2~4席しかないそうです。
でも、ANAサービスセンターでの電話空席確認で、予期せぬ幸運の光が差し込むのです…
ANAマイレージサービスセンターとのルート変更のやりとり:2018.5.11~
GWに空席調べてルート(案)ができ、やっと週末にセンターへ電話できたのが5月11日(出発日の2.5か月前)になってしまいました。
実は、1回目の電話で予約はしましたが、そのルートでは満足できず、2回目の電話で相談しながら再びルート変更し、再予約と発券を行いました。
予約は他の人に空席表示をし予約を入れられないようにしておく保留と同じで、発券は予約から最大72時間(3日)以内に行うこととされています。
1回目のセンターとの電話やりとり(5/11深夜)
その日は夜中の2時にサービスセンターに電話しました。こんな夜中にやっているのか心配でしたが、ちゃんとつながりました。
オペレーターの第一声が英語だったので動揺しましたが、すぐに日本語対応になりました。
何でも、夜10時までは日本のセンター対応で、それ以降はアメリカのセンター対応になるそうです(国際電話料は無料)
ただし、アメリカの日本人オペレーターの対応はそっけないです。できれば、夜10時までに日本のオペレーターに丁寧に対応してもらいましょう。
まず、事前のウェブ確認では空席もほぼなかった、人気長距離路線の復路北米~東京便の空席を確認してもらいました。
すると、なんと第一希望であった、8/6ニューヨークJFK18:15発ー翌日21:15羽田着のビジネスに空席があるとのこと!!
しかもANA直行便。ということは憧れのスタッガード席!
昨年のトルコ~フランス周遊旅行の際も、エコノミーでしたが復路パリ~羽田でANAを利用でき、「やっぱり日本のサービスと安心感は違うな~。特に疲弊している帰路にぜひANAを利用すべきだな」と痛感したのです。
ANA直行便は超人気路線のため諦めていたのですが、即効で仮予約しました。ウェブと電話では空席状況がやはり違うのですね。
そうなると、それ以前の欧州便も変更の余地がでてきます。
検索してもらった結果、こちらも大西洋横断人気路線ではありますが、8/3フランクフルト11:00発ーニューヨークJFK13:40着と、フランクフルト13:20発ー15:45ニューヨーク(ニューアーク)着の2本、ルフトハンザ航空ビジネス直行便で空席ありとのこと!!
JFK空港の便を選択し即効で仮予約。予想外の嬉しい展開にもう歓喜!
そして、間のカサブランカ~リスボン~フランクフルト便は、欧州内の短・長距離路線なので依然空席多数ありで予定通りの便を仮予約
最後に一抹の願いをかけて、ウェブでは空席なしだった7/23前後の往路東京~イスタンブール直行便(ターキッシュエアラインズ)の空席を確認してもらうと…やはり満席。
ウェブでの空席状況を書き込んだメモを手元に用意しておいたので、事前プラン通り、本意ではないけれど、東京~上海~イスタンブールの乗継便を仮予約して、すべてのルート区間の予約が完了!!というはずでした…。
ここで予想外の展開が!!
予約完了手続きをしていたオペレーターから「カサブランカ(モロッコ)は欧州ゾーン扱いなので、このルートでは途中降機が欧州3か所以内という規定を超えてしまい、予約を完了できません」
「しかも、総距離22,170マイルになり、お客様の該当する22,000マイルより超えてしまいます」との一言が!!
え~!?モロッコって北アフリカにあるやん??なんで欧州扱いなの~??それにたった170マイルの超過…
ゾーン区分の理不尽さを感じながら、仕方なく、欧州ゾーン扱いのイスタンブール、カサブランカ、リスボン、フランクフルトのどこかを変更せざるを得なくなりました(モロッコは最も行きたいので外したくない)
アメリカのオペレータに「空席状況を確認して、どこを変更すれば、途中降機数、マイル数の規定をクリアできるか教えてください」とお願いすると、なんだかしぶしぶ「お待ちください」と。
しばらく待つと、次のような提案が。
⇒げげっつ!治安がよくないカイロ空港で深夜2時に到着し、電車が動く朝まで空港で過ごすのか(ぼったくり深夜タクシー乗りたくないし、トランジットホテルあったっけ?)。乗継地のフランクフルトもUターンだし。
⇒げげげっつ!!オルリー空港って郊外の小さな空港やん。自己手配の移動って全く見当つきません・・・
ここまでの通話で1時間を超え、深夜3時過ぎで頭ももうろうとしてきたので、めちゃくちゃなルートになってしまいましたが、下記のルートで一旦予約完了してもらいました(涙)
ちなみに、オペレータとのやりとり(空席便情報)は、からなず手元のカレンダー式メモに記入しておき、3日後の発券期限まで冷静に考える材料とするのを忘れずに。
【第一回目のセンターとのやりとりで予約完了したルート(仮)】
※上記の「確定・発券ルート」と同様の便の場合、発着時刻は記載していません。
※今回変更し完了した箇所は紫、今後変更する箇所は緑表示
①7/23(エジプトへ)
14:05羽田-18:45フランクフルト(乗り換え)ルフトハンザ航空
22:15フランクフルト-02:15カイロ ルフトハンザ航空
②7/25(モロッコへ)
08:00カイロ-12:20カサブランカ エジプト航空
③7/28(ポルトガルへ)
カサブランカーリスボン ポルトガル航空
④7/31(ドイツへ)
リスボンーパリ(オルリー空港)~(自己手配の移動)フランクフルト
⑤8/3(アメリカへ)
フランクフルトーニューヨークJFK ルフトハンザ航空
⑥8/6-7(日本へ)
ニューヨークJFK-羽田 ANA
2回目のセンターとの電話やりとり(5/11夕方)
1回目のアメリカオペレーターとのやりとりで一旦予約したルートが腑に落ちず、悶々とした中で勤務を終えて即効で電話しました。
今回の要点は、前回の予約でオーバーした利用条件をクリアするため、①中東・アフリカゾーンの「カイロ」への変更、②リスボン~パリ(オルリー空港)~自己手配の移動~フランクフルトとすることで、区間マイルの節約…をどうにかもっとよい都市に変更できないかということでした。
日本のオペレータにつながり、とても愛想のよい丁寧な対応。
事前調べで、東京からの第一区間先としてイスタンブールと「ドバイ(中東・アフリカゾーン)」を候補地に考えていたことを思い出し、東京~ドバイ~カサブランカ便の空席を確認してもらいました。何で今までドバイを忘れていたんでしょう…
すると、7/23羽田10:35-バンコク15:05(乗り換え)16:02-ドバイ19:45、7/25ドバイ05:20-カイロ07:00(乗り換え)08:00-カサブランカ12:20便に運よく空席があることが判明!(直行便はスタアラにはないそうです)。
区間マイルも計算してもらうと、21,810マイルで、自分の基準にわずか190マイル下回るというぎりぎりセーフ!!
もうこれでアウトなら後がない状態だったので、本当に安心しました。
すぐにドバイを含めた新たなルートで再予約してもらい、この日は終了。
オペレーター曰く、予約完了から発券まで本来なら最大3日の猶予があるはずですが、ポルトガル航空から「明日までに」という期限の連絡がきたそうです。
ただし、自分はすぐにでも発券したかったのですが、別途かかる空港税・諸費用の計算に1日かかるとのことで、それが出てお客様に了承いただかないと発券できないので、明日計算が終了したら改めて電話をもらえるとのことでした。
翌日5/12に無事に発券を終えることができました。
すぐに登録メールあてにEチケットの添付送付がありました。
3回目のセンターとの電話やりとり(6/5)
それから約1か月後(出発1.5か月前)、現地の観光プランとの兼ね合いでどうしてもフライトスケジュールを変更したく、再度電話をしました。
なぜかというと、発券後にやっと各国の観光を調べ始め、モロッコ滞在中に「サハラ砂漠を旅する現地ツアー」を申し込みしたくなったからです。
当初の発券だとモロッコ滞在は3泊4日でしたが、ツアー日数の関係で、最低5泊6日必要だということが分かりました。
世界一周特典航空券の利用条件では、路線、航空会社、シートクラスに変更がなければ、日時の変更は無料でできることになっています。
オペレーターにフライト日の移動した際の空席状況の確認をお願いしました。
すると、復路のフライト(大西洋、太平洋横断)は人気路線なので前後日も空席なしとのことで、延期はできませんでした。
結局、空席のある往路出発日(ドバイへ)7/23を22日へ、7/25を24へ(カサブランカへ)1日前倒し、7/28を29へ(リスボンへ)1日後ろ倒しをし、モロッコ滞在を2日延長できました。
ただし、ドバイやリスボンの観光日が1日減りましたが、実際観光してみて、それでも十分に観光できたなと。
そして、オペレータ曰く「本日のレートで税金等の再計算が必要で、超過発生の場合は後日電話連絡でクレカ決済を、返金発生の場合は電話連絡なしでメール連絡と口座振り込みになる」とのことでした。
結局、返金が発生したようです。
修正予約を完了し、すぐに修正Eチケットがメール送付されました。
まとめ
ANAサービスセンターとの電話やりとりは、予想以上に時間がかかります。
自分の場合、発券までに2回のやりとりで済みましたが、希望日時の空席がない場合、代替え便でとりあえず発券しておく人も少なくないと思います。
その場合、空席状況の確認をこまめに行い、自分以上にスケジュールの練り直しと再三サービスセンターへの電話相談が必要になるでしょう。
まあ、これも世界一周ルート作成の醍醐味であると言えるかもしれません。
実際確定したルートで世界一周をしたのですが、無駄な動きのないスムーズな路線や、昼間発着便を多く選択したおかげで、フライトに困ることはほとんどありませんでした。
唯一心配していた乗継時間(バンコク1時間15分、カイロ1時間)という短時間でしたが、遅延することもなくスムーズに乗り換えられました。(ただし、2時間くらい見込んでおかないとやはり心配ですね)。
最終的には、自分のたてた世界一周プランに大満足です!
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