たった1回の世界一周特典航空券の発券だけで、シーズン3回に分けて海外旅行ができる欲張りな裏ワザ【世界一周計画シリーズ②】

worldtravel3-min.jpg
ANA(スターアライアンス)の世界一周特典航空券は、ぐるっと地球一周を1回で行う必要は実はありません。

複雑なルートを組めば、1回の世界一周特典航空券で季節を変えて2回も3回も分けて海外旅行を特典無料で楽しむことができるのをご存知ですか?

同じ必要マイル数で大変お得ですよね。

前記事でご紹介した「利用条件」を踏まえて、今回は3回に分けた旅程を提案したいと思います。

ANAマイルで行ける「世界一周特典航空券(スターアライアンス)」利用条件を知って世界一周に挑戦しよう(解説)【世界一周シリーズ①】

スポンサーリンク








ご提案する3シーズンに分けた海外旅程プランの概要


3シーズンに分ける裏ワザとは、要はこういうことです。
世界一周の利用条件(同じ発着地で10日以上かけて、太平洋と大西洋を一方通行の東か西回りで横断しぐるっと結ぶ)を守りながら、その抜け道となる寄り道ジグザグルートをいくつか作る

「有効期間は1年間」という利用条件の中で、寄り道ルートの時期をずらし、最終的には東京発着で結ぶぐるっと一周ルートを完成させる。


まず世界一周を3回に分ける裏ワザプランを立てるにあたり、前提となる想定条件です。

①ANAマイルが20万マイル貯まった

②全て一人旅

③1回目2019年の夏休み旅程(14日程度:8月16日~8月30日)
④2回目2019年の冬休み旅程(5日程度)
⑤3回目2020年の夏休み旅程(6日程度:8月10日~8月15日(お盆休み))
※③~⑤のまとまった休みが仕事との兼ね合いで取れるかが課題(特に③お盆休みの後の長期休暇)

⑥予約日を2018年8月20日、旅行開始日を2019年8月16日(③)、旅行最終日を2020年8月15日(⑤)とする
※世界一周の予約開始日は旅行開始日の355日前から可能
※「有効期限は旅行開始日から1年間」という利用条件をうまく使うのが裏ワザ

⑦全てビジネスクラス

⑧利用条件「途中降機の最大8回」を全て使う(最大12フライト区間の制限があり乗り継ぎ回数の制限が出てしまうため、できる限り直行便を予約する)

⑨利用条件には、「同じ途中降機地を何度も利用不可」との記載がない⇒今回の旅程では東京を3回利用(うち2回は世界一周ルート発着、1回は途中降機扱い(1回目旅程で東京へ一旦帰国))、沖縄を1回途中降機利用⇒日本国内途中降機の合計2回
※利用条件「途中降機は日本国内4回まで」に収まる裏ワザ

⑩3回に分けるため、間の世界一周区間ではつながらない区間は特典でなく有償の自己手配便で充当する。
(④のソウルから東京への到着便、⑤の東京からソウルへの出発便) 


世界一周の利用条件の抜け道を利用した上記想定条件を踏まえ、3回に分けた世界一周プランを地図に表すと次のとおり。
3times possible route map.jpg

3シーズンに分けた海外旅程プランの詳細


1回目:【夏休みロング:2019/8/16~30(14日)】北半球西回りルート(上記地図の赤ルート


まず、世界一周の利用条件にある「大西洋と太平洋を1回ずつ横断、東回りか西回りで逆回りしない」という条件を1回目のこの旅程でクリアしてしまいましょう。1回目にがっつり世界一周してしまうプランになっています。

【5回の途中降機(到着地東京含むため、実際は4回)】

東京⇒①イスタンブール(トルコ)⇒②パリ(フランス)⇒〈大西洋〉③ニューヨーク(アメリカ)⇒〈太平洋〉④ホノルル(アメリカ)⇒〈太平洋〉⑤東京

1か国につき3泊4日(中日2日が全日観光日)×4か国⇒合計14日


book&fly millage1 north route.jpg

⑤東京は1回目旅程の到着地ですが、世界一周旅程の途中という扱いなので途中降機回数に含めます。

スターアライアンス公式サイトの中の「book&flyツール」の計算によると、基本区間マイル(距離)小計は19,571マイル。まだ世界一周旅程は途中なのにステータスが「完了」となっているのは、発着地が東京になっておりツールが判断してしまうためです。

Book&Flyツールを使って世界一周ルートのシュミレーションを完成させる方法【世界一周計画シリーズ⑤】

2回目:【冬休みショート:2019/年末年始のどこか(5日)】沖縄~ソウル近場ルート(上記地図の緑ルート


ソウルから東京に再び逆戻りするのに世界一周ルートに乗せてしまっては距離マイル数がかさんで非効率なので、有償の独自手配のLCCなど格安航空券で代用することができます。近場のアジア拠点空港ならLCCが発達しており格安で済みますよね。

【2回の途中降機(東京到着はLCCなので途中降機ならない)】

⑤東京⇒⑥沖縄⇒⑦ソウル(韓国)→(独自手配のLCC)→東京

1か所につき2泊3日(中日1日が全日観光日)×2か所⇒合計5日


book&fly millage2 naha-seoul route.jpg

基本区間マイル(距離)小計は1,769マイル。発着地が違うので、ステータスは「未完了」となっています。

3回目:【夏休みショート:2020/8/10~15(6日)】ソウル~シドニールート(上記地図の青ルート


3回目最後は思い切ってオセアニアゾーン(シドニー)に飛びましょう。特典ビジネスクラスなので、長距離路線もらくちんのはずです。ただし、緯度がかなり上下し距離区間マイル数が結構かさむので、足りない方は東南アジア(バンコク等)あたりで抑える手もあります。

2回目世界一周旅程は「ソウル」で止まっているので、3回目出発地も同じ「ソウル」の必要があり、東京からLCCを利用しましょう。

お盆休み期間なので比較的まとまった夏休みがとりやすいと思います。夏休みでなく、GWを利用するのも可能です(1年間の有効期限内のため)。

【1回の途中降機(東京出発はLCC、東京到着は世界一周旅程終了地なので途中降機ならない)】

東京→(LCC)→⑦ソウル(韓国)⇒⑧シドニ(オーストラリア)⇒東京

ソウル2泊3日(中日1日が全日観光日)+シドニー3泊4日(中日2日が全日観光日)⇒合計6日


book&fly millage3 seol-sedney route.jpg

以上、3回の旅程の途中降機合計は8回で抑えられました。

基本区間マイル(距離)小計は10,047マイル。世界一周旅程が完了するのに発着地が違うので、ステータスは「未完了」となっています。
※シドニーでなくバンコクにすると、基本区間マイル小計は半分の5,155マイルで済みます。

3回の合計区間マイルをANA公式サイトの世界一周特典のマイルチャート(ビジネスC)に当てはめると・・・

(シドニープラン)31,387区間マイル=20万必要マイル(29,001~34,000区間マイル区分)

(バンコクプラン)26,495区間マイル=17万必要マイル(25,001~29,000区間マイル区分)


自分の1回きりの世界一周(5か国)必要マイル数でも12.5万マイルだったので、3回分のこのマイル数とはやはりお得感がありますね。

ok-min.jpg


通常の往復特典航空券を別々に発券するのと、どちらがお得か?(必要マイルの比較シュミレーション)


提携航空会社(スターアライアンス)往復特典航空券を別々に予約すると…


世界一周(片道)を出すため、往復マイルを2で割ります。
※国際線特典航空券は片道だけでは予約できないため(国内線は片道でもOK)
※ビジネスクラス(C)で比較

往復特典航空券は、目的地1か所+同じゾーン内の途中降機地1か所=計2か所訪問できるので、世界一周途中降機地2か所分として比較します。

①東京(ゾーン1-B)⇒イスタンブル(欧州ゾーン7)⇒パリ(欧州ゾーン7)(⇒東京)=95,000マイル

②パリ⇒ニューヨーク⇒ホノルル(ハワイゾーン5)(⇒パリ)=120,000マイル

③東京⇒沖縄(ビジネスなし、ハイシーズン片道)=10,500マイル

④ソウル(ゾーン2)⇒シドニー(オセアニアゾーン10)(⇒ソウル)=85,000マイル

⑤シドニー(オセアニアゾーン10)⇒東京(ゾーン1)=78,000マイル


必要マイル合計=①②④⑤小計378,000÷2+③10,500=199,500マイル

必要マイル数を比較すると意外な結果が…


【世界一周の場合】        200,000必要マイル
【往復特典航空券の場合(片道分)】199,500必要マイル

ということは、意外にも両者はさほど変わらないということになりました。

ただし、通常の国際線特典航空券は片道での予約・発券はできず、実際は上記の必要マイル数では不可能です。

また、往復の場合は、出発地にいちいち戻らなければならず周遊の場合は効率的ではないので、やはり世界一周はコスパにとても優れていることが分かりました。


まとめ


上記3回分割旅程プランだけでなく、それぞれの希望(期間、回数、訪問先、マイル数)に合った欲張りプランを考えることができます。

今回の世界一周の参考にさせていただいた次のブログに、「おすすめルート」としてたくさん紹介されています。

HONEYMOON MILER

一方、今回ご提案した「3回に分けた世界一周特典プラン」のような欲張りプランは大変お得ですが、1回の場合と比べるとやはり距離がかさむため必要マイル数が増えます。

また、仕事をしている人の場合、まとまった休みが3回とれないと実現しませんし、「1年間有効」の条件を利用しているので、旅行時期のしばりも出てきます。一人ならまだしも、家族で利用する場合、マイル数も数倍、各自のスケジュールを合わせるのも一苦労でしょうね。

aircraft in the bluesky-min.jpg

ただし、夢のあるお得プランを考えるのは楽しいことです。私のような庶民でも、高くないマイル数で3回も節約海外旅行できるんですから。

トルコでイスラムモスク見て、パリで美術館巡り、ニューヨークでブロードウェイミュージカル鑑賞、ハワイのビーチでまったりな夏休み。

沖縄の暖かい海で癒され、ソウルでグルメ三昧の冬休み。

ソウルでショッピング三昧、シドニーの大自然を満喫する夏休み・・・。

空想が膨らみます。ぜひこのプランかなえたいものです。

1年間でANA13万マイル貯まったので、念願の世界一周旅行が実現しました!

ANAマイルで行ける「世界一周特典航空券(スターアライアンス)」利用条件を知って世界一周に挑戦しよう(解説)【世界一周計画シリーズ①】

保存版】「世界一周特典航空券」発券までの準備チェックリスト(計画的な準備が円滑な予約・発券の秘訣)【世界一周計画シリーズ③】

【自分流】世界一周ができるANAマイルを貯めた裏ワザ大公開…でも今は改悪!?(モニターポイントサイト「ファンくる編」(EPARK案件))

マイルを貯めて年に1回「ヨーロッパ往復ANAビジネスクラス」無料特典航空券ゲットも夢じゃない!?
banner eearning ana millage.jpg


スポンサーリンク








他の陸マイラー&一人旅人ブログはこちら

にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 海外一人旅へ
にほんブログ村

マイレージ ブログランキングへ


この記事へのコメント

人気記事

カテゴリ

過去ログ