【静寂と荘厳】パリ観光のおすすめ穴場教会をこっそり教えます(観光地の喧騒が苦手な方へ)

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パリに初めて一人旅。連れがいるわけでもないし、団体ツアーでもない。

始めてなのでエッフェル塔、凱旋門、オペラ座、シャンゼリゼ通りなど、定番観光地もぶらっと散策しましたが、すごい人・人・人!。個人旅行の私は、「なるべく観光客がいない静かで荘厳なパリらしい場所」を探しました。

そして、ガイドブックにも大きく取り上げられていない「あの教会」がすごく穴場感満載で気に入りました。

今回レポートします。

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1.穴場①「サン・ルイ・アン・リル教会」(サン・ルイ島)


パリ発祥の地でノートルダム大聖堂のある「シテ島」や、セーヌ川の中州にある「サン・ルイ島」は古い町並みを残し、高級住宅地として知られています。

セーヌ川のパリ中心地にあるこの2つの島は、おしゃれで落ち着いた店が並ぶ通りがあり、散歩に最適なエリアとして有名です。

言わずと知れたノートルダム大聖堂の正面広場は、外国人観光客でごった返しているので、その裏手にある公園で一休みするのが通です。
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パリには珍しく、この公園には公衆トイレもあり安心。地元民の憩いの場になっていて、ベンチもあるので休憩にはもってこい。

公園からは静かにベンチに座りながらノートルダム大聖堂の裏側が眺められます。
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橋を渡ってサン・ルイ島からシテ島に進みます。
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セーヌ河沿いには、地元民がリクライニングベッドで優雅に休んでいました。
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シテ島のいかにもパリらしい路地にはおしゃれな店がならび、突然「サン・ルイ・アン・リル教会」が現れます。
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鉄の時計や尖塔が目をひく外観の教会です。いかにも観光スポットという感じではなく、重々しい木の扉があるだけ。入ってよいのか迷います。幸い、誰かが入っていったので、続いて入りました。
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入り口から想像していた以上に教会内部は広く、バロック様式の内装は、金箔や七宝で装飾されています。
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30分近い滞在のうち、観光客は他に2組のみ。しずかで荘厳な時間が流れます。
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すると突然、パイプオルガン(自動演奏)の重々しい演奏が始まり、教会内部に響き渡ります。平日12:40~12:55までの15分間演奏されるようです。この時間にぜひ来てください。もう時を忘れるくらい最高でした。知らずに行ったので掘り出し物です。
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数曲のパイプオルガン演奏が終わり、12:55分になると、司教さん?がやってきて「午前の部は終了です」と伝えられ、退出しました。本当にパリの喧騒を忘れ、パリの歴史を静かに感じられたひと時でした。

【サン・ルイ・アン・リル教会】
開館時間:9:30~13:00、14:00~19:30
料金:無料
地下鉄最寄り駅:7号線ボン・マリー駅から徒歩5分






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2.穴場②「サン・ピエール教会」(モンマルトル)


白亜のサクレ・クール寺院を頂くモンマルトルの丘は、パリの名所の一つ。芸術家たちに愛されてきたパリの下町で、長い階段や石畳の坂道がいい味出してるスポットです。

地下鉄12号線(緑)アベス駅から散策開始。モンマルトルの丘のふもとにはケーブルカーの駅があるが、足腰元気なら、ぜひその横の長い石段にチャレンジ!
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階段すぐ脇のマンション窓から、パリジャン居住者と目があったりして(笑)
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モンマルトルの丘からパリ市内が一望できます。
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サクレ・クール寺院の存在感はあっぱれ。でも、写真のとおり外国人観光客だらけ(汗)。入場(無料)するのに行列にならびました。
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教会内部では座席に座らず通行ルートをぐるっと回って引き返す観光客ばかりでおしゃべりの声が響いてました。すると、警備の人が人差し指を口に当て「しぃ~っ!!」と音を立て注意すること多数でした。
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人でごった返すサクレ・クールのすぐ隣に立っているのが、今回おすすめする穴場「サン・ピエール教会」です。サクラクレール寺院に比べると、観光客が素通りしてしまう場所で、入り口の大きさもこじんまりしています。
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中はがらがら。ずっと祈りをささげているパリジャンの姿が印象的でした。サクラクレール寺院が「動・明」とすると、こちらは「静・暗」といった感じで、そのギャップが趣あります。予想以上に奥行きがありました。
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モンマルトル女子大修道院の礼拝堂として12世紀に建立された、パリで最も古い教会の一つだそうです。
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その後、石畳でおしゃれなスタンケルフ通りの閑静な住宅街を散歩。パリの絵画に出てきそうな眺めですね。
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最後に、テルトル広場で無数の絵描きさんの売り出し中絵画を見比べ。絵のタッチが十人十色で面白い。
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【サン・ピエール教会】
開館時間:8:45~19:00
料金:無料
地下鉄最寄り駅:12号線アベス駅から徒歩8分






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3.まとめ


このレポートは、ANA特典航空券欧州周遊の2017年7月23(日)~30日(日)(トルコ)、30日(日)~8月3日(木)(フランス)をもとに作成しています。

今回ご紹介した2つの穴場教会は、ガイドブックに大きく掲載されているような、超メジャーな観光スポットの路地裏にあるようなところです。

だから、観光客の流れもそこに集まらなく、静寂な時を味わえるのでしょうね。

ぜひ、大きな人気観光スポットと合わせて訪ねてみてはいかがでしょうか?

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