
使い勝手が悪い「ドコモ光回線」から、巷の評判のよい「NURO光回線(SONYネットワークコミュニケーションズ)」に変えました。
契約してすぐに宅内工事が完了してサクサク使えるかと思いきや・・・。
なんと契約から8か月もかかりました(涙)。
その間NURO側の不手際など、アンビリーバブルなことがいろいろ重なりました。
今回は、その実態をレポートします。NUROを検討されている方必見です。
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新規契約に至るまでの経緯【ドコモ光の失敗】
自分は分譲マンションなのですが、管理組合で「NURO光 for マンションタイプ」の導入が可決されました。
自分はドコモ光(マンションタイプ)を利用していてとても不満だったので、この機にぜひ乗り換えたいと契約しました。
なにせ、ヤマダ電機でスマホ機種変更の際、「NTTフレッツ光より今ならドコモ光への切り替え大変お得です」との営業トークに騙され、聞いていた料金よりも割高になるし、回線速度は夜遅くて使い勝手が悪いし・・・散々でした。


管理組合で可決後、マンションのエントランスに相談や新規契約のための代理店のブースが1週間設置され、自分はそこで契約。
「回線速度2GB高速」など、居住者のほとんどがお得さに契約したようでした。導入特典は次のとおり。
①加入者数が10名以上で月1,900円
②キャッシュバック1万円プレゼント(乗換補填金)
③工事費用4万円全額割引
④インターネット料金初月無料
特に①の月料金が格安ってのが、自分も他の居住者も飛びついたようです。
自分の場合、ドコモ光だと月4千円もしたので、約2千円もの割引になり大変お得だったのです。
また、代理店の方が、「このマンションではすでに契約数が10名を大幅に超え、月1,900円はまず大丈夫でしょう」とのこと。
ただし、料金についてこの後、落とし穴が発覚するのです・・・(後述のとおり)。
NURO光 for マンションタイプを契約するが…【未定続きの工事】
代理店の相談ブースでかなり詳細に疑問点を聞いたつもりでした・・・。
一番気がかりだったのが、工事完了日(開通日)でした。
ドコモ光の2年契約終了が1か月後に迫り、スムーズに乗り換えられないと契約更新になり、途中解約金が約1万円もとられるからです。
代理店曰く「早くて1か月後の工事ですよ~」とのことでした。
ただし「工事が遅れる場合があるので、ドコモ光は解約しないで、途中解約金はキャッシュバックの1万円で相殺してくださいね。」と言われました。
何だか腑に落ちない返答でしたが、念のためドコモ光は解約せずにNURO光サービスセンターからの工事予定日連絡を待ちました。
ただし、聞いていた工事予定日を過ぎても一向に連絡なし・・・。
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結局3か月過ぎて自分からセンターに連絡し、工事希望日を伝えることに。
そして工事日の数日前にセンターから連絡があり「お客様のマンション内の工事が難航していて、別日の工事日になります。また連絡します」とのことでした。
その後もまた無しのつぶてで、契約5か月が過ぎ、しびれを切らして自分からセンターに再連絡。
「工事の状況がこちらも把握できておりません。また連絡します」と謝罪のない煮え切らない返事にカチンときて、「では、誰なら工事の進捗状況がはっきり分かるんですか?」と尋ねると、「他は分かりません。でも、代理店ならわかるかも・・・」との煮え切らない回答にむっとするも。すぐに代理店に電話しました。
代理店曰く「お客様のマンションの配線に問題があり、まだ数戸しか工事のチェックが済んでいない状況。契約申し込み順に行っているが、空きが出たらお客様を優先に(1か月後)工事チェックいたします」との回答でした。

そして、年を超えてしまい契約7か月がたち、一向に連絡のない代理店に再度電話。
「センターから工事予定日の連絡ありませんか?工事の空き日があるのでお客様のお宅に伺うことが可能なのですが」との返事に唖然としました。たらい回しで責任の所在がはっきりしない。
そして、ついに契約8か月を迎え、やっと工事業者から連絡が来て、無事に我が家のNURO回線は開通しました。長い道のりでした・・・。ちなみに、契約から開通までの料金は発生していません。
他の居住者の中には、契約後早々と従来の回線を解約してしまい、工事が進まずNUROが利用できない状況に、再度前の回線を再契約するなど、多額の出費や手間が発生した方もいたそうです。お気の毒様でした・・・。
結局工事の結果
ほぼ全ての入居者が契約したようでしたが、結局工事が無事に完了し開通できたのは、自分も含め数戸のみのようでした。
理由は、マンション竣工時の配線状況らしいです。
業者曰く「NURO回線の場合、他社回線(フレッツ光回線利用)と違い独自に回線を引く必要がある。だからマンションや各戸の配線状況により開通可能か異なる。お客様のマンションの場合、共用廊下天井の配線が各戸にどのように引かれているか異なっている」とのこと。
さらに「お客様の場合、廊下から浴室天井を経由してキッチン天井まで配線が来ているので、そこからワイヤーを通しリビングにモデムを置くことができます。他戸はキッチンまで通っておらず、ほとんどダメでした」とダメ出し。
契約時の代理店からはそんな複雑な配線状況が関係するなんて聞いていないし、「宅内にモデム設置する必要なく、玄関のマルチメディアボックスに配線収納されるので、宅内はすっきりですよ」と聞いてたのに。

まだ築浅なので配線不備は考えずらく、「欠陥住宅なのか?」聞くと、「そうではありません、どこのマンションもこんな感じです」だそうで、NURO工事はどこでも難航しているのでしょうか?
結局、自分の場合はキッチンとリビングの仕切り壁上方に小さな穴をあけ、そこからケーブルを通し壁をつたわせリビングのモデムへという流れになってしまいました。ケーブル露出な訳です。
今までは電話線ジャック壁からのモデムを置く部屋のレイアウトになっていたので、反対側の床にモデムを置く必要があり、レイアウトを変更せざるを得なくなりました(たとえ20×30cmのモデムでも何もない床に直置きでは目立ちますからね)。
ただし、8か月も待ち、引くに引けない状況だったので、工事してもらいました。
月料金は開通戸数が達せず、1,900円ではなく2,500円とアップしてしまいました。
ただし、ドコモ光の4千円よりは下がるし、夜の混みあった回線でも速度はまずまずなので良しとします・・・。

開通後も面倒な各業者との手続きがあり、ドコモ光への解約連絡、他社プロバイダーへの解約連絡は自分で行う必要がありました。
自分はネット手続きが苦手(というかいろいろ聞きたいこともあるし)、有人窓口に電話連絡したのですが、どちらも混みあっていて全くつながらず(涙)。
高額なナビダイヤルで、しかも30分以上待たされて散々でした。
やっとつながっても、ドコモからは「すぐにプロバイダーへ電話を」と言われ、プロバイダーからは「ドコモからの解約情報を受け取っていないので、解約通知が郵送されたらまた電話してください」と言うことが違い、何度も日を改め電話するはめになるなど、いらいらしました。
結局通知がきたのが数週間後で、この間、ドコモとプロバイダー料金が二重に請求されるのではと心配でしたが、これは大丈夫でした。
その後の10年以上も使い込んだ「NTTモデム」とプロバイダー「ルーター」の返送の手間が。しかも、ケーブル1本に至るまで返送の必要がありました。レンタル品だったんですね~。長期間利用すれば譲渡でいいのに。
我々利用者は私物と勘違いしないようにする必要があります。

オプション「水漏れチェッカー」回収の顛末
マンションタイプの導入特典(前述)を受けるには、オプションサービス「水漏れチェッカー」を契約と同時に加入する必要がありました。
開通数日後に、水漏れのためのチェックキットが何個か配送されてきました。
全く不要なので、開通翌月内に自分で解約手続きする必要がありました。
ただし、最低でも解約月に月額料金2,860円も支払わなければなりません。
解約手続きは公式サイトから無事に行えましたが、肝心な送付済みキットの回収はどうすればよいか、サイト内やもらった書類のどこを見ても書いておらず・・・。こういう場合、解約後すみやかに返品しないと多額の延滞金を払う必要も出てくるのが、格安業者の手口ですよね~。
だから、回収についてNURO光マンションサポートに電話したいが、なんと電話問い合わせは予約制で、サイト予約カレンダーを見ると数週間後まで空き無し!なんということでしょう。
格安業者って、契約する前はおいしいことちらつかせて、契約後の問い合わせやアフターサービスは不便の一言に尽きます。対応人員削減してコストカットでしょう。
仕方なく、サイトに掲載されていた「チャットサービス」を利用することに。

チャットもつながらない時間が多く、空いていそうな時間を選んで行いました。
水漏れチェッカー返品の件を尋ねると「どこにも書かれていませんが、返品の必要があります。1か月後程度に業者が集荷に伺います」という無責任であいまいな返答のみ。
その後待っていましたがいつ集荷にくるかの連絡もNUROからなく、先日突然佐川急便から「不在連絡票」が投函されてました。
連絡票には「so-net様より」としか書かれておらず、so-netが何の用事なのか分からずドライバーに何日も何回も電話するも全くつながらず。
不在者票投函から1か月がたち、宅配事業所経由でやっとドライバーと連絡がとれ確認すると「依頼票には『so-net モデム機器回収 〇〇(番号)』としか書かれていません」とのことで、何の集荷なんだかドライバーも分からない様子でした。

モデムの返送は完了しているし、水漏れチェッカーなのか再度チャットで尋ねると「お客様の予想通り『水漏れチェッカー』の回収です。分かりずらくて申し訳ありません」とのことでした。
NURO回線はso-netを利用するので回収業務も請け負っているのかなと予想できますが、「モデム」じゃなかったので、本当に分かりずらく混乱しました。
結局、自分でドライバーに再度連絡し、なんとか返品することができました。
まとめ
契約から開通まで8か月も待たされ、問い合わせしずらいシステムや、問い合わせても不明なことやたらいまわしが多発して、本当に疲れました・・・。
NURO光は「いい加減!!」の一言に尽きます。
もう気を取り直して、高速でつながる回線を低額で大いに利用するっきゃない。
まだ残っている手続きがあります。「1万円キャッシュバックの受け取り申請」です。
利用開始から6か月後のたった1か月の間に、自分で公式サイトから申し込む必要があります。
その際、事前にSMSで連絡があるとのことですが・・・信用なりません!
安い!速い!のうたい文句で安易に回線業者を変更するのは、簡単そうでかなーりの手間がかかります。
NURO光を検討されている方は、覚悟して進めてください。
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