世界の【航空会社ラウンジ・オリジナルランキング】発表!利用した人でないと分からない実態が明らかに(マイルで世界一周搭乗紀③)

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ANA陸マイラーの念願の一つ「航空会社ラウンジで出発時間間際まで優雅にくつろぐ」という贅沢。

航空会社ラウンジは、私のように一般庶民には高嶺の花で一生縁がないと思っていました。

それが、マイラーになって早2年でビジネスクラスを利用して現実になるなんて。

今夏の「マイルで世界一周(17日間5か国周遊)」では、乗継地2か所を含む、計8か所の国際空港を利用。

そして、庶民根性丸出し(笑)に、8か所全てのラウンジを満喫しました。

今回は、独断と偏見ですが、スターアライアンス便ビジネスクラスで利用した「航空会社ラウンジ8か所のオリジナルランキング」を作成しました。

目次【ランキング】

1.航空会社ラウンジの予備知識

2.第1位:羽田空港/ANAラウンジ/日本

3.第2位:スワンナプーム空港/タイ国際航空・ロイヤルシルクラウンジ

4.第3位:リスボン空港/ポルトガル航空・プレミアムラウンジ

5.第4位:ドバイ空港/Ahlanビジネスクラスラウンジ/アラブ首長国連邦

6.第5位:フランクフルト空港/ルフトハンザ航空・ビジネスラウンジ/ドイツ

7.第6位:ニューヨークJFK空港/ブリティッシュエアウェイズ・ギャレリーズラウンジ/アメリカ

8.第7位:カサブランカ空港/パールラウンジ(Sale de Convive)/モロッコ

9.番外編:カイロ空港/エジプト航空ラウンジ

10.参考:格付け会社の「ビジネスクラス・ラウンジランキング・ベスト10」

11.まとめ

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1.航空会社ラウンジの予備知識


自分のようにエコノミークラスしか利用したことのない人には、空港のラウンジって敷居が高く縁がない場所としか印象がないですよね。

空港のラウンジと、航空会社のラウンジ、何が違うのでしょうか?

今回の記事では、国際線ターミナルのラウンジについて説明します。

サルでもわかる「航空会社ラウンジ」の概要


空港のラウンジの種類

空港には「①クレジットカードラウンジ」「②航空会社ラウンジ」があります。

①は各種カードのゴールド会員以上が無料で利用でき、②は上級クラスの搭乗券保持者(ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミークラス)、航空会社の上級会員(例:ANAプラチナ会員以上)が無料で利用できます(②の方が利用条件が厳しいですね)

同伴者1名まで無料で利用できる場合があります。

①②のラウンジともに、対象者でなくても高額な料金を払えば、利用できます。

上記2つのラウンジの他、プライオリティパス社発行の「プライオリティパス(有料)」で入れる専用・又は兼用ラウンジがある空港もあります。

①カードラウンジと②航空会社ラウンジ、何が違うの?

端的にいうと、①より②の方が格段に上のサービスです。

例えば【立地】。①は保安検査場の手前にあるので、保安検査の時間を気にしながらラウンジを利用しなくてはなりませんが、②は保安検査場の向こう(制限区域内の搭乗口近く)なので、搭乗時間ぎりぎりまでくつろげます

例えば【サービス】。①は狭く、ドリンクくらいしか無料ではありませんが、②は広く、ドリンク、酒、軽食が無料で食べ放題、場所によってはシャワーも無料で使えます。充電や無料WIFIはどちらも利用できます。

ラウンジ内にターミナルと同じ発着便電光掲示板が設置されているので、搭乗口や搭乗時間の最新情報をチェックできて便利です。

航空会社ラウンジって、空港によってどの会社が運営しているの?

世界の主要な航空会社の多くは、大きな航空連盟に加盟していて、スターアライアンス(ANAが加盟)、ワンワールド(JALが加盟)、スカイチームと三分割されます。

世界どこの空港でも、たいがい「スターアライアンス・ゴールド会員対象」などのくくりで、最低2つ以上のラウンジが運営されています。

ただし、小規模の国際空港ターミナルの場合、1つのラウンジを違う航空連盟が共有している場合もあります(例:ニューヨークJFK空港ターミナル7では、ブリティッシュエアウェイズのラウンジ(ワンワールド)をスタアラ(ANA含む)ゴールド会員も利用可能)

ラウンジ名称は様々(例:バンコク/タイ国際航空・ロイヤルシルクラウンジ(ビジネス))。ハブ空港所属の主な航空会社名のラウンジになっていることが多いです。

例えば、羽田だったらANAがラウンジ運営し、フランクフルト空港ならルフトハンザ航空がラウンジ運営し、他のスターアライアンスゴールド会員か上級クラス搭乗券保持者も利用できます。

ANAマイラーならば、各国空港の航空会社ラウンジ入り口に「スターアライアンス・ゴールド」と表示されていれば利用できますよ(スタアラ上級クラスシート搭乗券保持者か、ANAプラチナ会員以上(SFC含む))。

スターアライアンス公式サイト「ラウンジ・ファインダー」機能では、各空港のラウンジ詳細情報が検索でき便利です。
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各国空港によって違う「航空会社ラウンジ」の実態


利用条件はどこの空港でも概ね上記のとおりですが、実際は国によって多少違いがあり、戸惑うことも多々ありました。

ラウンジの立地

どこも保安検査後の制限区域内にはあるのですが、羽田やリスボン空港のように、一般のフロアからエスカレーターで上がった上にあるゴージャス感満載の所もありました。

一方、カイロやカサブランカ空港のように、案内看板が少なく、免税店の裏側や奥のエレベーターを使う必要のある目立たない不便な場所にあるなど、違いがありました。

上記にご紹介した「スタアラ公式サイト」で予め利用するラウンジ情報を検索しておけばいいのでしょうが、多忙な世界一周ではその余力さえなく、空港に到着して案内板を頼りにラウンジを探すというアナログ作業でした。

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入り口の受付対応の違い

受付で搭乗券や上級会員カードを提示し、センサーでピッとされるか、目視だけかは空港によって違いました。

羽田ANAラウンジでは、ANA受付嬢が笑顔で丁寧に搭乗券をチェックしますが、他の空港ではお決まりの不愛想な対応。

受付の担当者が席を外しっぱなしのラウンジもあり、戻ってくるまで待つ必要があったり、困りました。

受付でチェックされたら、好きな場所のソファーや椅子に座ってくつろぎ、好きな飲食物をセルフで取るのは共通でした。

設備やサービスの違い

【広さ】
とても広いラウンジ(バンコク空港等)もあれば、狭いラウンジ(カサブランカ空港)もあり様々です。

【飲食】
どこのラウンジも、セルフで取り放題で、高級ホテルの朝食ブッフェのような内容

ラウンジ内中央にバーカウンターがあったり(リスボン、フランクフルト空港等)、シェフの調理サービスがあったり(羽田、ドバイ空港)。

メニューもお国柄を反映するソウルフードが何品か含まれていたり(羽田:お粥や麺類、リスボン:エッグタルト、バンコク:ドラゴンフルーツ)

先進国のラウンジではどこもワインコーナーが充実、羽田はその他、日本酒コーナーも。ビールは他国では缶や瓶ばかりですが、羽田だけビールサーバーが置かれていました。

【スタッフ数】
受付のスタッフは、多くのラウンジでたった1人、羽田は2人、バンコクスワンナプーム空港は男女3~4人もいました。

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ラウンジ内・片付けスタッフは、多くのラウンジで2~3人、カサブランカ空港はたった1人しかおらず、常に使用済み食器がテーブル上に放置され、片付かない状態のまま。

羽田は片付けスタッフもCAばりの綺麗なユニフォームの女性が3~4人も。その他、コンシェルジェデスクのようなコーナーが中央にあり、コンシェルジェの女性が常駐する徹底ぶり。

【トイレ】
トイレは、男子の個室数や清潔感は羽田がダントツNO1、他の空港はみな個室が少なすぎ、いつも利用中。ニューヨークJFKラウンジなんて、個室2つしかなかったし。他国のトイレは上級会員向けラウンジとは思えない汚さ(特にカサブランカ)。掃除スタッフが少なすぎか働かなすぎのようです。

【その他のサービス】
羽田はラウンジ内に無料コピー機サービスや、無料ノートPCが設置されていました(他国でやったら、盗難の危険があるかも)。

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無料シャワーブースは、羽田とニューヨークJFKはありましたが、その他のラウンジでは見かけなかったような・・・


航空会社ラウンジ・ランキング」の評価について


次の観点で5段階評価をします。

施設・設備(広さ、快適さ、トイレなど)

メニュー(豊富さ、おいしさ、創意工夫など)

サービス(スタッフの態度、清潔度など)


このポイントをもとにして、今回の世界一周で利用したラウンジ8か所を評価します(羽田、バンコク、ドバイ、カイロ、カサブランカ、リスボン、フランクフルト、ニューヨーク)。

以上の実情を考慮して、いよいよランキングの発表です!

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2.第1位:羽田空港/ANAラウンジ/日本


【施設・設備】★★★★☆

【メニュー 】★★★★★

【サービス 】★★★★★


※ビジネスクラス等が対象のこのラウンジ以外に、ANAやスタアラ航空便のファーストクラス&ANAダイヤモンド会員だけが利用できる「ANA SUITE LOUNGE」もあります(いつか利用したいな…)

出発ロビーから独立し、ライトアップされたエスカレータを上り、気分はアゲアゲです。
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ラウンジ内は広いですね。ただし、ソファや雰囲気が堅苦しく社長室みたいなので、施設・設備評価は4つ星。
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ビールサーバー。ワインの中に他国にはなかったスパークリングワインもあり、酒がダメな自分もちょこっと飲んじゃいました。
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日本酒コーナーは和を醸し出してますね。自分が酒強かったら…(涙)
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ANAの名物「チキンカレー」は外せない。
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麺類も奥のカウンターで注文でき、作り立てが味わえます。ただしミニサイズ。
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9時30分からのタイムサービス「お粥の調理実演」。トッピングも豪華でした。タイムサービスは日本ならではか。
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無料のシャワーブースが6つもあり、中は清潔&高級ホテルみたい。
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羽田空港ANAラウンジのレポートは別記事で詳しくご紹介します。
羽田国際線ターミナルANAラウンジの質の高いサービス(作成中)

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3.第2位:スワンナプーム空港/タイ国際航空・ロイヤルシルクラウンジ


【施設・設備】★★★★★

【メニュー 】★★★★☆

【サービス 】★★★★☆


※この他、ロイヤルファーストラウンジがあります。

※ほとんどの空港でも、ファーストクラス向けのラウンジがありますが、名称だけでは分かりずらく、入り口の利用対象表示をよく見ないと間違えて入って門前払いなんていうことも(タイのこのラウンジ名は分かりやすいですね)。

大きな空港なので、タイ航空だけで3つものラウンジがあります。自分は搭乗口に近い「コンコースD」のラウンジを利用。
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ラウンジ内は細長く、通路は縦にとても長く、それぞれ端に出入り口があり、遠すぎて見えません(笑)
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タイ航空はタイ王国の高貴な色「紫」で機内もラウンジ内も統一してますね。照明やインテリアが落ち着いていて居心地満点です。
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ただし、食事カウンターは中央付近にあるので、端っこの席に陣取ると少々歩くことに。ドラゴンフルーツやパパイヤがトロピカルですね。
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食事メニューがさほど多くないかわりに(時間帯にもよるか)、デザートコーナーが充実。タイ特有のとても甘いスイーツ勢ぞろい。
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2~3人、ラウンジ内のスタッフが食事カウンターの準備片付けなどをしてますが、やっぱり東南アジア。ぺちゃくちゃしゃべりながらやる気のない態度でした。

ちなみにこのラウンジにはシャワーはありませんでしたが、他のコンコースのラウンジにはあるみたい。

それと、トイレは個室が多くあり綺麗だったのですが、タイ特有のホースノズル付きウォシュレットが装備されていて、使いづらかったです。

ラウンジ入り口を挟んで向かい側に「ロイヤル・オーキッド」という、タイ航空ビジネスクラス以上搭乗者のみ無料で利用できるマッサージ専用のスパ・ラウンジがあります(タイ航空独自サービスのため、スタアラ他社の上級クラス利用・上級会員は利用不可)。

他国にはないサービスなので、次回ぜひ利用したいです(今回はたった1時間の乗継だったので利用できず)。

サービス評価は、スタッフの態度で本当は星3つにしたいところですが、スパ・ラウンジの付加サービスのおかげで星4つにします。

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4.第3位:リスボン空港/ポルトガル航空・プレミアムラウンジ


【施設・設備】★★★★★

【メニュー 】★★★★☆

【サービス 】★★★★☆


リスボン空港搭乗口待合場は、他空港と違い、円形吹き抜けになっていて、格子状の張り出し窓のデザインが面白いです。
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下界の搭乗待合場から1本伸びるエスカレーターの先にラウンジという優越感。まるで天上に上る「蜘蛛の糸」みたい(大げさ)。
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エスカレータ脇のふかふか絨毯スペースに、西欧バックパッカーたちが雑魚寝してました。
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内装はおしゃれの一言。まるでセンスのよいカフェに来たみたい。中央にバーカウンターもあります。
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ポルトガル航空のシンボルカラーの黄緑とオレンジ(赤茶)で統一されていて、他空港とは違いポップ感満載。
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酒類も下からライトアップのセンス良いディスプレイ
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フードカウンターも、カラフルな盛り付けで見ているだけで楽しくなる。
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スイーツも充実。ソウルフードの「エッグタルト」がびっしり陳列。ちなみにポルトガル航空の機内食でも出ました。
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ただし、欧米はパンやトッピング系の軽食が多く、米や麺のがっつり主食がなく、ちょっぴり物足りなさも。
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外のパイ生地はさくっと、中の卵黄クリームはとろーり、エッグタルトは絶対おすすめ!
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スタッフはカジュアルな格好をしていて、特別な愛想はないけどすぐに片づけたり、そつなくきびきび働いていました。

リスボンは、町並みもパリみたいに成金趣味の仰々しさがなく、シンプルなハイセンスが光っており、食材や味付けも日本人ごのみ(大航海時代のつながりかな)で、個人的には気に入りました。

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5.第4位:ドバイ空港/Ahlanビジネスクラスラウンジ/アラブ首長国連邦


【施設・設備】★★★★☆

【メニュー 】★★★★☆

【サービス 】★★★★☆


金持ち都市ドバイは、空港だけでなく、駅構内まで青を基調としたイルミネーションが多くありました。
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ラウンジ入り口は、ドバイインターナショナルホテルと一緒でした。
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受付スタッフは、ドバイだけあり、しっかりした対応。
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ただ広いフロアというより、仕切りが多くあり、いくつもの小フロアに分かれていました。
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入り口入った突き当りに、無料のマッサージチェアーが。他空港にはない、ありそでないサービス。
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奥にはバーカウンター
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フードカウンターのメニューは可もなく不可もなくという感じ。スパイシーな軽食が多かったです。
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コックによる調理実演コーナーがあり、焼き立てオムレツを提供してくれます(調理実演サービスは羽田くらい)。高級ホテルの朝のビッフェみたい。
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6.第5位:フランクフルト空港/ルフトハンザ航空・ビジネスラウンジ/ドイツ


【施設・設備】★★★★☆

【メニュー 】★★☆☆☆

【サービス 】★★★★☆


チェックインカウンターのスタッフが「搭乗口までかなりあるわよ」といった通り、C14搭乗口は20分くらい歩きました(汗)。その近くにラウンジがあります。
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内装はドイツらしいスタイリッシュな造り。
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飲み物はやはり瓶ビール多し。でもビールサーバーはなかったような。コーヒーメーカーがやたらと多くありました。
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フードメニューはこのトルティーヤのようなものしかなく、本当に物足りなかったので、メニュー評価は星2つです。

お昼に出発なので、時間帯が悪いということはないと思いますが・・・
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メニューが少なかったため、軽めにして、機内食でがっつり食べました。
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準備中の機体を間近に見ながら休憩できたので面白かったです。
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男子トイレ個室は3つくらいあり、綺麗でしたが、ドアが擦りガラスになっていてスケスケで落ち着きませんでした。

ドイツは欧米の中でも街中の公衆トイレが多かったです。マナーがよいのかな(日本と似てますね)。

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7.第6位:ニューヨークJFK空港/ブリティッシュエアウェイズ・ギャレリーズラウンジ/アメリカ


【施設・設備】★★★☆☆

【メニュー 】★★☆☆☆

【サービス 】★★☆☆☆


ANAー羽田直行便(1日2便)が発着するターミナル7は、とても小さくしょぼいです。
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小さな保安検査場を上がると「ブリティッシュエアウェイズ・ラウンジ」と「アラスカ・ラウンジ」2つの案内が。

前述のとおり、小さなターミナル7ではワンワールド系「ブリティッシュエアウェイズ」のラウンジをスタアラ航空会社も利用させてもらってるみたい。

「アラスカ・ラウンジ」は、米国アラスカ航空(3つの航空連盟どこにも所属していない)運営で、自社上級会員か、プライオリティパス保持者なら利用できるらしい(ただし、しょぼい軽食は有料)。

入り口も簡素でゴージャス感ゼロ。
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滞在したマンハッタンからJFKまでメトロを乗り継いでいきました。ニューヨークのメトロ事情は心配だしラウンジでゆっくりと思い、ANA便離陸18時の4時間前にはターミナルに到着。

ただし、この午後の時間帯、発着便が少ないのか、ラウンジ利用者もまばらで、受付スタッフは不愛想な白人おじさん一人だけ。

この便だけANAを利用ということで、モバイルパスの発行ができ、そのおじさんに「搭乗券はなく、このスマホのパス画面で」と見せるも怪訝な顔。最終的には面倒くさそうにOKを出し、何だか印象最悪。

ANA出発2時間前(16時)くらいには、ANAのチェックインカウンターが開き、ラウンジ受付の手前隅の小さなANA専用カウンターにも日本人スタッフが2人も付くのです。なんだか変な感じ。

ラウンジ内はただっ広くまあまあゆったりできる。窓際の席をとるも、照明がつかないらしく、少々薄暗い。
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酒類はたくさんありました。珍しくスパークリングワインも。
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客がまばらな最初の時間は、サンドイッチくらいしかなく、ポテチやクッキーで空腹をまぎらわすことに。ANA2時間前くらいから、日本人客がだんだん増え、少しは軽食が増えたようですが。
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ラウンジ内のスタッフの若い兄やんは、きびきび仕事しているのですが、食べ終わるや否や皿を片付けにくるので落ち着きませんでした。それにつんつんした態度も。

多くのラウンジでは、充電用コンセントは椅子席になくとも、ソファ席にはついていますが、ここは多くのソファ席についておらず、一部のシートしか充電できないのが不便です。

奥に無料シャワールームがありました。

男子トイレ個室は2つしかなく、常にふさがっている状態。扉上下スペースがかなり隙間がある米国スタイルで落ち着かない。それに綺麗じゃない。

ニューヨークって街中もトイレがなかったり、あってもかなり汚かったり本当に不便。

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8.第7位:カサブランカ空港/パールラウンジ(Sale de Convive)/モロッコ


【施設・設備】★☆☆☆☆

【メニュー 】★☆☆☆☆

【サービス 】★☆☆☆☆


まず、ラウンジの場所が非常に分かりずらい。空港内のラウンジ案内板が少ないからです。

カサブランカ空港は比較的大きな空港ですが、自分が利用したターミナル1に1つ(ポルトガル航空)、ターミナル2に2つ(ルフトハンザ、ターキッシュ航空)の3つしかないらしい。

受付スタッフも適当な態度。ラウンジ内は利用した中で一番狭くびっくりしました。
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準備片付けスタッフが1名しかおらず、ラウンジにあまり姿をみせず、食べ残しの皿はテーブルにそのまま。

狭いラウンジは白人たちが占拠しており、おひとり様の自分の席は隅っこの皿がそのまま残された小さなテーブルで我慢しました(結局、スタッフは終始片付けに来ませんでした)。
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自由に取れるフードカウンターにスイーツの陳列はほとんどなく、脇のガラスケースにおいしそうなわずかなケーキ類が入ったまま。しかも、お客側からはケースを開けることができず、ほとんどいないスタッフ側から取ってもらうしかなく。

このガラスケースには誰も手をつけていませんでした。ただのサンプル展示みたいで何がしたいのか?
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フードメニューも少なく、飲み物も缶ジュース類くらいしかなく。

モロッコのソウルフード風なスパイシーメニューですが、あまり口に合いませんでした。
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モロッコの市中のトイレの汚さはすさまじかったのですが、ラウンジのトイレはまだましながら、8か所の中で一番汚く、手洗い下のごみ箱が使用済みペーパーの山になっていました。掃除しているのでしょうか?

今回のモロッコやエジプトのような中東・アフリカ新興国はあまり期待していなかったのですが、残念な結果ですね。

モロッコはラウンジだけでなく、空港全体がやる気感ゼロです。

でも、同じ新興国のトルコ・イスタンブール/ターキッシュ航空ラウンジは世界の中で最もゴージャスと言われているそうで、同じエリアの新興国でもこんなに違いがあるのですね。要は国民性でしょうか。

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9.番外編:カイロ空港/エジプト航空ラウンジ


実は、今回の全8か所の航空会社ラウンジのうち、カイロだけ利用できなかったのです。

なぜなら、ラウンジの場所が非常に分かりずらく、30分くらい彷徨って見つけた時には、もう搭乗時間になってしまったのです(乗継が1時間しかなかった)。

モロッコ同様、ターミナル内のラウンジ案内表示がほとんどなく、直前のエジプト航空搭乗時にCAから配られた空港見取り図も分かりずらく…。

何しろ、免税品店街の後ろ側にあるらしいのですが、ラウンジはしょぼいエレベータで地下へという案内板の通り地下に進むと、このような「VIP LOUNGE」のゲートが。
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ただし、スタアラでは使えないようで、さらに地下2階へ降りると、別のラウンジ入り口がありました。ただし受付は不在。

他国ラウンジのように利用対象者案内板を探すもどこにもなく、スタアラビジネスで入れるのか分からずうろうろしていると、裏口から出てきた男性スタッフに「あっちいけ」のように追っ払われてしまいました(涙)。英語が話せたらなあ…
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仕方なく階段とエレベータを上がり、さっきの免税店裏に戻ると、ラウンジらしき入り口が。まったく目立たない看板です。

こちらがビジネス対象で、さっきの地下ラウンジはファーストクラスラウンジだったようです。しかし、対象表示がほとんどないので本当に分かりずらい。

あまり使ってほしくないといった立地や表示の印象です。

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10.参考:格付け会社の「ビジネスクラス・ラウンジランキング・ベスト10」


英国の航空サービス格付け会社「SKYTRAX」社によるベスト10は次のとおり。

SKYTRAX社「2018年・世界の航空会社ビジネスクラスラウンジ・ベスト10

①ターキッシュ航空
②カタール航空
③ヴァージン・アトランティック航空
④カンタス航空
⑤シンガポール航空
⑥エティハド航空
⑦ユナイテッド航空
⑧エミレーツ航空
⑨エールフランス航空
⑩チャイナエアライン 


今回利用した8つの航空会社ラウンジの一つもランクインしてませんね(涙)。

しかも、マイ・オリジナルランク1位の「ANA」が10位内にランクインせず…

しかし、中東系(裕福な国)は強いですね。いつかこれらのラウンジ制覇したいです。

1位のターキッシュ航空ラウンジは、なんと吹き抜け2階建てらしいです・・・

ちなみに、プライオリティパス社によるラウンジランキング結果もお知らせしておきます。

プライオリティパス社「2016年・ラウンジ・オブ・ジ・イヤー

■世界1位:ロンドン・ヒースロー空港/Plaza Plemium Lounge

■アジア1位:ソウル・インチョン空港/Asiana Lounge 


自分は今のところプライオリティパスを持っていないので、スタアラで入れる兼用ラウンジ以外のプライオリティパス独立系ラウンジは入れないので関係ありませんが…

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11.まとめ


この記事は、2018.7.21-8.17のマイルを使った世界一周旅行を基に作成しています。

同じビジネスクラスで使える航空会社ラウンジでも、空港によってこうも施設やサービスに差があるとは面白いですね。

やっぱり、ランキング上位にあるラウンジを利用した時は、長旅の疲れがとれて心地よくリラックスできました。

ちなみに、多くのラウンジ受付で、自分のように若くみえ、バックパッカー的な汚い恰好をしているアジア人に対しては、「本当に利用対象者?」といわんばかりに受付スタッフは怪訝そうな表情でした。

これは、下記の記事にあるとおり、空港のチェックインカウンターの優先レーン入り口でのスタッフ対応でも同じで、ちょっと残念でした。

ほとんどのラウンジ利用者は、裕福そうな白人ばかりでしたし。

ただし、自分が今まで知らなかった世界を垣間見ることができ、慌ただしい搭乗待合場で待てなくなりそうです(笑)

今まで、多くの陸マイラーブロガーが欲しがっている「ANAプラチナステータス」には全く興味がなかったのですが、複数国の周遊旅行でくたくたな場合は、出発までラウンジでゆっくりというのもいいなと思い始めました。

ステータス取得のためのSFC修行にも全く興味がない自分ですが、案外修行したいと思う日が近かったりして。

海外の空港の【出入国の流れ】は国によってこんなに違う!ハプニング続出!日本の空港の通りだと思ったら戸惑いますよ【マイルで世界一周搭乗紀①】

国際空港の【優先レーン】の有無は国によって様々!ファースト・ビジネスクラス、航空会社上級会員であっても油断は禁物(マイルで世界一周搭乗紀②)

世界でトップクラス?「羽田空港国際線ANAラウンジ」の魅力に迫る(マイルで世界一周搭乗紀④)

ANAマイルで世界一周旅行を計画した記事はこちら。

ANAマイルで行ける「世界一周特典航空券(スターアライアンス)」利用条件を知って世界一周に挑戦しよう(解説)【世界一周計画シリーズ①】

【保存版】「世界一周特典航空券」発券までの準備チェックリスト(計画的な準備が円滑な予約・発券の秘訣)【世界一周計画シリーズ③】


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