【見落としがちな物満載】海外旅行に行く前に準備した方がよいものとは?(経験者が語る役立つ実用編)

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陸マイラーになってから、海外旅行の回数が増え、準備のコツがわかってきました。

多くのサイトで紹介されている一般的な「準備チェックリスト」も活用しますが、より具体的なものがあれば皆さんの役に立つのではと、私の経験から考えてみました。

サイトを読み漁っても、バラバラのサイトに断片的にしか載っていないものを私なりにまとめています。

「あれ?こんな時どうするの?」「これ準備しておけばよかった」など、海外旅行初心者はうっかりミスや迷いが付き物。ぜひご活用ください!


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1.まずは結論から「必見!準備するものリスト」


あまり「現地についての下調べ」についてリストに含めているサイトはないと思います。

「スマホやガイドブックで現地でその都度調べればよいのでは?」という人もいると思います。でも旅行中は時間との勝負。現地でネットサーフィンで欲しい情報を絞りこみ、じっくり読むには時間がかかりすぎます。

小さいスマホ画面は見づらく印刷もできません。ガイドブックも細かい情報までは掲載していません。頭の整理もつきずらいです。

だから、事前に日本でゆっくりPCで下調べ(必要とあらば印刷し持参)をしておくだけで、ぐっと現地の旅行生活がスムーズにいきますよ。

要は、休みが限られる自分のような勤め人は、短期間の旅行で盛沢山なことをしたいので、行き当たりばったり旅行より、計画的な旅行をおすすめします。
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必見!準備するものリスト
※一般的に必要なものは下記に記載していません。
お金編

【その国の通貨についての下調べ】
□貨幣(硬貨、紙幣の種類)
□為替レート
□お得な現地通貨調達方法(両替所かATMキャッシングか)

【お金で必要なもの】
□安そうな財布・小銭入れ
□クレジットカード数枚(リスク分散・海外旅行保険)
□日本円の現金

生活編

【その国の生活習慣についての下調べ】
□チップの有無
□トイレの使い方
□時差・気候
□飲料水
□タブー視されていること

【現地生活で必要なもの】
□変換アダプター
□薬、サングラス、小さなリュック・ショルダーバッグ
□腕時計(スマホで時間確認は安全上×)

安全管理・海外渡航編

【安全管理に必要なもの】
□カード付帯海外旅行保険の資料のコピー
□ダイアルロックキー

【海外渡航についての下調べ】
□機内持ち込みや預け入れ荷物の重量制限(特にLCC)

【海外渡航に必要なもの】
□パスポートのコピー、パスポートのスマホ画像
□液体持ち込み袋(機内持ち込み手荷物のみの場合)
□飛行機内の睡眠・防寒対策

観光・交通編

【観光に必要なもの】
□ガイドブックの購入
□現地オプショナルツアーの申し込み(個人旅行の場合)
□観光地周辺の地図のコピー
□地図アプリでオフラインマップのダウンロード

【交通についての下調べ】
□空港から市街地・宿泊ホテルまでの交通手段(所要時間)
□宿泊ホテル周辺の地図や路線図のコピー
□現地タクシー事情
□電車の種類と乗り方

通信編

【通信手段の下調べ】
□現地でお得なスマホ通信手段の下調べ(レンタルWifiか格安SIM購入か)
□国際電話の国番号の確認

【離陸直前に行う通信解除】
□スマホの設定解除(データローミング、モバイルネットワーク、アプリ自動更新、バックアップデータ)

【通信で必要なもの】
□スマホ用充電器

【その他】
□職場への海外旅行届


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2.「お金編」について


【その国の通貨についての下調べ】
□貨幣(硬貨、紙幣の種類)
□為替レート
□お得な現地通貨調達方法(両替所かATMキャッシングか)

【お金で必要なもの】
□安そうな財布・小銭入れ
□クレジットカード数枚(リスク分散・海外旅行保険)
□日本円の現金 


その国の貨幣の種類はざっと頭に入れておくと、レジの前でまごつかなくて済みます。

紙幣は色で、硬貨は大きさや形でぱっと見分けるとよいです。例えば、タイバーツの硬貨は額面数字が小さく見にくいので大きさや形で区別したり。

為替レートは常に頭の中に入れておかないと、買い物するとき価値判断が正しくできなくなります。ぼったくられる原因にも。例えば、1米ドル=100円、1トルコリラ=30円など。

現地通貨をレートの悪い日本で多額も調達して渡航する人は少ないと思います。現地で必要な都度どの手段で調達するのか下調べが必要です。

例えば、タイならATMキャッシングより市中の両替所がレートがよいので日本円を用意する、トルコならカードでATMキャッシングがお得、フランスならカード社会なので現地通貨現金があまり必要でないのでカード払い、といったように国によって使い分けるんです。

マイナーな国へ旅行中の外貨調達では【ATMの海外キャッシング】が本当にお得か?

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日本の立派な財布はホテルの金庫に入れておいて、持ち歩く財布は安っぽいもの(自分は100円ショップのもの)で、盗難防止のため中身をあまりいれないようにしてます。

小銭はチップや電車賃などすぐに使う場面があるので、ポケットに入る小さな小銭入れも(自分はポケットにさらしでじゃらじゃらさせるの好きではありません)。紙幣やカードが入った財布をいちいち開かなくてもよいので安心です。

クレジットカードは2~3枚持参します。メインのカード1枚を財布に持ち歩き、その他はホテルの金庫等にリスク分散させてます。

自分はカード付帯の海外旅行保険派なので、1枚のカード保障では十分でないので違う国際ブランド(VISA等)の複数枚カードで補っています。

その他、入金した分しか引き出せないプリペイドカードも持参します(マネパカードなど)。盗難紛失の際も引き出しリスクが抑えられます。

日本円の現金は、まず必要になるのは、現地空港からホテルまでの交通費や軽食代に必要な現地通貨を空港で両替する少額(3千円程度)。両替所ではお釣りはもらえないので、千円札を持って行った方がよいです。

次に、市中両替所で両替する場合(タイなど。必要最小額)。もしもの場合のため(ホテル金庫の日本用財布やスーツケースの中)

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3.「生活編」について


【その国の生活習慣についての下調べ】
□チップの有無
□トイレの使い方
□時差・気候
□飲料水
□タブー視されていること

【現地生活で必要なもの】
□変換アダプター
□薬、サングラス、小さなリュック・ショルダーバッグ
□腕時計(スマホで時間確認は安全上×) 


日本との違いでまず戸惑うのが「チップ文化」。どんな時にいくら位必要か頭に入れておくと、スマートに対応でき、現地人に嫌な顔されません。

先進国のトイレは困ることないと思いますが、新興国はまだまだ旧式トイレが多く、作法に戸惑うことも。例えば、タイ地方の貯水タンクレバーなしで瓶から水を補給するトイレとか・・・。

謎だらけの新興国のトイレ事情~使い方に困ったあなたへ(タイ、トルコ編)

電圧が日本と違います。しかも、各国で電圧グループも様々。どの電圧でも対応するマルチ変換アダプターを購入しておくと色々な国への旅行に使えて便利(2千円くらい)。

ただし、充電といってもスマホくらい(タイでは、スマホを直接つないで充電できました(100V対応のため)。
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渡航時や現地チェックアウト後の移動の際は、貴重品を身に着けておく「小さなリュック」が重宝します。

また、観光時だけでなく移動を含むすべての外出時には、「ショルダーバッグ」があるといいですね。ただし、窃盗やスリ防止のため、背中でなく前掛けになるものがよいです。自分は肩からたすき掛けしてバッグ部分が胸前にくるものを愛用。

バッグ部分は本当に小さく、薄い財布、パスポート、小さく折った地図のコピー数枚、スマホと薄いカード型充電器がぎりぎり入るくらいです。携帯品は最小限度で、他の貴重品はホテルの金庫。要はあまり目立たず動きやすいのがミソ。

旅行中は時間管理が重要。安い腕時計がよいです。スマホで時間確認は、スリに合いやすいのでやめた方がよいです(フランスでは日本と違い、電車内でスマホ見る人は安全上ほとんどいませんでした)。

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4.「安全管理・海外渡航編」について


【安全管理に必要なもの】
□カード付帯海外旅行保険の資料のコピー
□ダイアルロックキー

【海外渡航についての下調べ】
□機内持ち込みや預け入れ荷物の重量制限(特にLCC)

【海外渡航に必要なもの】
□パスポートのコピー、パスポートのスマホ画像
□液体持ち込み袋(機内持ち込み手荷物のみの場合)
□飛行機内の睡眠・防寒対策 


自分はカード付帯の海外旅行保険を当てにしています。旅行代理店や空港の保険窓口で加入してもいいんですがその都度割高です。

現地でもしもの時に、各カード会社の保険担当の連絡先や留意事項が必要になるので、海外旅行保険資料のコピーはスーツケースの奥に常にしまってあります。

海外はスリや盗難のリスクが高いので、リュックなどの手荷物のジッパーに着ける「ダイヤルロック」が重宝します。安全性は完璧ではないけれど、「こいつ警戒している」と発信することが大切です。

必要とあらば、お店の椅子とリュックや、ホテル留守中の部屋のスーツケースと家具を結びつける、短いワイヤー式ダイヤルロックも持参してます。

これらは100円ショップで購入できます。ただし、鍵式は紛失の恐れ、暗証番号が指定できない定型ダイヤルロックは避け、自分で番号設定(3桁程度)できるものがいいです。

無料の荷物として、大手レガシーキャリアは機内持ち込み(~10kg)と預け入れ1つずつ、LCCは機内持ち込み(~7・8kg)1つのみとしており、重量制限があります。スーツケースに荷物を詰める際、重量に気を付けましょう。

ちなみに、タイ旅行の際、LCCのエアアジアのチェックインカウンターで、機内持ち込み荷物7kgを若干オーバーしたら追加料金5千円もかかってしまいました。LCCは特に厳しいです(汗)

海外旅行に日本のよい品質の、歯磨き粉、日焼け止めクリーム、虫よけスプレー、化粧水等を持っていきたいですよね。安全上預け入れ荷物にはこれら液体持ち込みは制限ありませんが、機内持ち込み手荷物に入れる場合、1本100ml以下、20×20cm以内の透明な袋に入れることという条件があります。
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袋はキッチン用ジップロックが便利。袋がぱんぱんでセキュリティチェックで破けてしまった経験があり、何枚かもっていくとよいです。100ml以下ってほんと小さくて、最小の液体虫よけスプレーはドラッグストラを何軒も回りました(汗)

空港のセキュリティチェックでは、海外では「荷物から袋を出して見せろ」と言われたことはありません。スーツケースに入れたまま、赤外線の透視でOKなようです。

飛行機の中って結構空調が寒いんです(特に毛布も有料のLCC)。座席についたら手荷物からすぐに出して防寒対策したいところ。上着は薄手の長袖。下は「スポーツ用の腿丈のレッグウォーマー」。これなら、ロングタイツではないので、座りながらすぐ足元から脱着可能でとても重宝しています。

長時間のフライトだと、快適に睡眠したいですね。耳栓、アイマスク、空気式のネックピローは必需品。

それと、LCCだとビデオや音楽など無料の機内娯楽サービスがないので、退屈しないようにウォークマン等の小型音楽再生機があるとよいです。スマホ再生だとすぐ充電切れになってしまいます。

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5.「観光・交通編」について


【観光に必要なもの】
□ガイドブックの購入
□現地オプショナルツアーの申し込み(個人旅行の場合)
□観光地周辺の地図のコピー
□地図アプリでオフラインマップのダウンロード

【交通についての下調べ】
□空港から市街地・宿泊ホテルまでの交通手段(所要時間)
□宿泊ホテル周辺の地図や路線図のコピー
□現地タクシー事情
□電車の種類と乗り方


ガイドブックは長時間の飛行機内でも読めるので必需品。中でも「まっぷる」の縮小版はかさばらなくて便利。通常版の半分くらいの大きさ。ただし、字が小さくなりますが。

日本の旅行代理店主催の団体旅行ならともかく、自分のようにマイルを使って無料の特典航空券発行の旅行者は個人旅行になり、自分で旅程を立てる必要があります。

ただし、観光地は交通の便が悪いところが多く、車移動が必要になる場合もあり、公共交通機関で自力移動が困難なことも。

そんな時、現地旅行代理店の「現地オプションツアー」を予めサイト予約しておくと、時間や手間のロス無く旅が充実します。しかも、現地オプションツアーは日本の代理店と違って割安が多いのも特徴。

世界各国の現地会社催行のツアーを検索・申し込める「VELTRA」はこの手の日本の最大手。日本語で申し込めるのもよいです。

トルコの広大な周遊旅行は、現地オプショナルツアーがおすすめ(特典航空券のマイラー旅行者向き)

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地図(ホテル周辺、観光地)や鉄道路線図をコピーして小さく折ってショルダーバッグに入れておくと便利です。背負ったリュックからいちいちガイドブック取り出して見るのは面倒だし、スリや窃盗の格好の餌食です。

海外で大きなデータをダウンロードすると高額料金が発生します。なので、予め日本で、地図アプリの現地オフライン地図データをダウンロードしておきましょう。現地で通信不要でダウンロード済み地図を閲覧できます(Google mapやMaps Meなど)

個人旅行でホテルを探す際、ホテル比較サイト(Trivago等)やホテル予約サイト(expedia等)を利用するのが一番お得です。ただし、これらのサイトで格安のお得感のあるホテル検索でヒットするのは、よく見ると「観光地や市街地からかなり離れた不便な場所」が多いので浮かれてすぐ予約しないように。

まず、慣れない初めての国や場所に行く際大切なのは、「空港から行きやすい交通手段・ルートで到着できる場所にあるホテル」を選ぶことです。

空港から離れたホテルまでタクシーだと楽ですが高額です。公共交通機関(電車やバス)で乗り継ぎが少なく簡単に行ける駅はどこか目星をつけてから、その周辺でホテル検索するのがベストです。

やっと空港に到着しても、ホテルまでの行き方が遠く複雑で心配ってのは、ほんと初日からくたくたになりますよ。

ホテル予約サイト「Hotels.com」の検索結果一覧から見つけるよいホテルの選び方

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6.「通信編」について


【通信手段の下調べ】
□現地でお得なスマホ通信手段の下調べ(レンタルWifiか格安SIM購入か)
□国際電話の国番号の確認

【離陸直前に行う通信解除】
□スマホの設定解除(データローミング、モバイルネットワーク、アプリ自動更新、バックアップデータ)

【通信で必要なもの】
□スマホ用充電器

【その他】
□職場への海外旅行届 


海外でそのままの設定のスマホでデータ通信(海外データローミング)すると、高額料金が発生します。これを避けるため、離陸直前の日本の空港で次のスマホ設定機能をオフにする必要があります。
ーーーーーーーーーーーーーー
・モバイルデータ通信
・アプリ自動更新
・バックアップデータ
(・データローミング)日本でもオフ設定になっている
※これらはアンドロイドの場合で、iフォンでは少し違ってきます。
ーーーーーーーーーーーーーー

帰国時は、上記機能をオンに戻してください。

現地でお得なスマホ通信手段により、レンタルWifiルーターか格安プリペイドSIM購入か選びます。例えば、タイなら現地空港でSIM購入と設定、トルコなら日本の空港でレンタルWifiを借りるのがお得です。

海外二か国周遊旅行では【レンタルWifi】が便利(割安でレンタルする方法:トルコ~フランス編)

travelers with caarrybags in airport.jpg

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7.まとめ


長文になりましたが、海外旅行を不安なくスムーズに楽しむためには、これらの下準備が大切です。

近場のアジア圏ならともかく、遠い異国なら文化も習慣も大きく違うのでなおさらです。

長々しい準備チェックリストを見て面倒だと始めは感じるかもしれませんが、慣れてくると毎回同じ準備物をスーツケースに入れとくだけですし、下調べによって案外旅行の楽しみがふくらむかもしれません。

特にスマホは観光地や地図検索で圧倒的な便利さを発揮しますが、取扱は慎重に。

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