Google検索でクリック率とSEOを左右する「説明文表示(meta description)」の修正方法(seesaaブログ編)

blog4.jpg
1年目新米ブロガーの自分。頑張って100記事を超えましたが、なかなか全記事の「Google検索表示順位」が平均30位をあがらず「PV数も1日1,000の壁」を越えずうろうろ停滞ぎみ・・・。

SEO(掲載順位を上げるための最適化)や検索結果に掲載された記事紹介に興味をもってもらいクリック率を高めること、これが自分に急務です。

そこで、今まで気づいていたが重い腰が上がらなかった問題、「Google検索結果表示の自分の記事説明文が、他のブロガーと違うこと。つまり、どの記事でも1行目に記事タイトルが重複掲載され、2~3行目に記事でなくブログの紹介文になってしまい、具体的な記事要約になっていないこと」

これでは、せっかく上位に掲載されても競争の激しい他の類似記事に読者が流れて行ってしまいます(汗)

どうも、原因は自分が使用している無料ブログ「seesaa blog」では、記事毎の説明文(meta description)が作成できず、HTML編集で上記のような定型の記事説明文に自動的になってしまうことのようだ

どうにかシーサーブログでも興味をそそる「メタ・ディスクリプション(meta description)」が作成されないか、様々なサイトを読み漁り、実際に検証してみます。

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基本知識「meta要素」って何?


metaなんて聞いたことありません(汗)。次の意味らしいです。

meta要素とは、クローラーやウェブブラウザに対して、文書の内容を伝えるために、HTML文書の~の間に記述します。
①SEOに関連するもの(反映先:googleなどの検索エンジン)
Htmlで「<meta name="~>」から始まる。
(例)<meta name="description" content="説明文" />

②ソーシャルに関連するもの(反映先:FacebookやmixiなどのSNS):Open Graph Protocol(OGP)という。
htmlで「<meta property="og:~>」から始まる。
(例)<meta property="og:description" content="記事の概要" />

以上2つがあります。それぞれに「keywords」と「description」があるので非常にまぎらわしい。



つまり、同じdescriptionタグで同じ物に見えても、全く別物です。
Googleがサポートしているメタタグは次の通りです(サーチコンソールのヘルプから)。
meta tag google support.jpg

このgoogleサポートタグの中に
① <meta name="description" content="ページの説明" />
はありますが、
② <meta property="og:description" content="ページの説明" />
はありません。

つまり、Googleに説明文を表示しようとするなら①の記述が必要で②の記述は無視すると言うことです。

ちなみに②は、facebookなどでサイトをリンクしたとき、説明文を表示するタグです。全く別のタグなので、複数あっても問題はありません。


ということは、シーサーブログ機能の「記事概要」入力は意味がない!?


シーサーでは記事編集画面の下にある「詳細設定>記事概要」があり、「Facebookなどでdescriptionとして反映される」と説明があります。ただし、前述のとおりSNSのみでgoogleで無視される「OGPタグ(og:descriptionタグ)」です。
seesaablog kiji-gaiyo.jpg

自分はSNS連携してないので意味ありませんが、ためしに入力してみるも、ブログ設定⇒デザイン⇒html編集画面を見ても、og:descriptionタグはどこにも見当たりません。シーサーのサポートにメール問い合わせしてみましたが、「箇所などhtmlに関すること、googleに関することは本ブログサポート外」とのことで教えてもらえませんでした(涙)

ためしに記事の上で右クリック→「ソースの表示」をクリックしてみると、メモ帳にhtmlテキストらしいものが。その中にog:descriptionタグと記事概要で入力した説明文が表示されているではありませんか。
meta org.jpg

このソース表示文はhtml編集画面と共通のテキストもあれば、og:タグのようにここでしか表示されていないものもありました。両者の違いが、素人の自分にはいまひとつわからない・・・

このソース表示文の中には、googleに反映されるmeta name="description" content="~はありませんでした。googleのmeta description反映は、やはりhtml編集画面からの修正のみのようです。

このように、シーサーブログ機能の「記事概要」はSNSに反映されるようですが、googleのみ反映めあての自分にとっては、この入力は意味がないので今後はやめておきます。


ということは、シーサーブログ機能の「ブログ・記事のmetaキーワードを設定する」ことは意味がない!?


シーサーブログの「設定>ブログ設定>ブログキーワード」を入力してみた。
seesaablog blogkeyword.jpg

記事編集画面の下にある「詳細設定>(記事)キーワード」を入力してみた。
seesaablog kiji-keyword.jpg

この機能の説明では「当該記事HTMLのmeta tagに追加挿入されます」とありますが、キーワード入力後もHTMLの追加該当部分(矢印)に変化はありませんでした。
seesaablog html meta keyword.jpg

そして、前述の記事概要と同様に、右クリック「ソース表示」にのみ入力したkeywordが表示されていました。ただし、meta property="og:~ではなく、meta name="keywords" content="キーワードA,キーワードB,キーワードC" /という表示になってます。
meta org.jpg

ちなみに、キーワード表示前半(緑の囲み)は「ブログキーワード」入力部分、表示後半(水色の囲み)は「記事キーワード」入力部分が列記されていました。

ということは、シーサーでのキーワード入力はgoogle検索に影響するのかなと思ったり。だから、SEO対策として、クローラーはキーワードを重要視していないという話もありますが、入れておいたほうがよいでしょう。


seesaa blogでmeta descriptionの設定を変更する方法①「読者の目を引くように機械的に挿入される記事タイトル・キーワードの文章表現をHTMLに追加する」


遅ればせながら「meta descriptionって何か?」を説明します。

meta descriptionとは、検索エンジンに伝えるページの概要です。
<title>と同様にHTMLの<head>~</head>内に記述するテキスト情報です。
descriptionは直接SEOに影響を与える要素ではありませんが、検索結果に表⽰されるページの概要となります。



シーサーブログなど無料ブログでは、有料のワードプレス等と違い、前述の検証のとおり記事個別にメタ・ディスクリプションが作成できません。

HTML編集のデフォルト画面で次にように設定されていて、Google検索画面表示に機械的に反映されるようです。
seesaablog html meta description.jpg

この中で、説明文表示に重要なのが、description content=~の「~」の部分です。シーサーではextra title(記事タイトル)、blog description(ブログ説明)に設定されているので、どの記事説明も一辺倒なのです。

その機械的に反映されたGoogle検索結果の現在の自分の記事紹介文(修正前)をご覧ください。
seesaablog article meta description.jpg

■1行目:記事タイトル
■2行目:記事URL
■3~5行目:記事紹介文(meta description,スニペットともいう)
(1)記事タイトル(重複)
(2~3)ブログ紹介文(記事内容に関係なし)

メタ・ディスクリプションの表示文字数は決まっており、
■PC:120文字程度
■スマホ:50文字程度

だそうです。文章前半にキーワードを入れると効果が高いようです。文字数オーバーの場合、オーバー部分が「・・・」表記になります。

限られたメタ・ディスクリプションというPRスペースに、すぐ上の記事タイトルが重複して表示とは本当にもったいない。

ブログ紹介文とは、ブログ冒頭のブログ名の下に表示されるサブタイトルのような文ですね。予め設定機能で入力しておいたものです。これでは、せっかくタイマッサージのタイトルに興味を持っても、説明文が陸マイラー関連のキーワードを含むブロブ説明文の写しになっていてマッサージと関係ないので、クリック率は下がるでしょう。

これを修正するために、多くのサイトで紹介されている方法

【修正前】
<meta name="description" content="<% if:extra_title %><% extra_title | nl2br | tag_strip | remove_emoji %>,<% /if %><% blog.description | nl2br | tag_strip | remove_emoji %>" />


この部分を次のように修正します

【修正後】
<meta name="description" content="<% if:extra_title %>「<% extra_title | nl2br | tag_strip %>」について、〇〇が書いています。<% if:page_name eq 'article' -%>「<% extra_keywords | oneline | tag_strip %>」に関連する内容です。<% /if %><% /if %><% if:page_name eq 'index' -%><% blog.description | nl2br | tag_strip %><% /if %>" />


※表示画面で反応しないよう、最初と最後の<>は大文字に直しました。

緑字で追加した文末表現は、検索画面表示でも「「記事タイトル」について〇〇が書いています」となり、ぶつ切り状態だった記事タイトル表示が多少読みやすくなるようです。でも焼け石に水ですね(機械的反映のままなので記事要約になっていない)

また、追加した赤字(extra keyword(記事キーワード)がブログ紹介文に代わり後半表示されます。「(記事キーワード)に関する内容です」となるようです。しかし、シーサーではどうやってHTMLに記事キーワードを反映させるかわかりません。

なので、自分は今回この修正方法は使わないことにしました(涙)


seesaa blogでmeta descriptionの設定を変更する方法②「シーサーからのmeta description反映を無効とするようHTMLを修正する」


今回自分が試してみた方法がこれ。

HTML編集ページでメタデータ(descriptions)を消すという二行のみを追加するというもの。

これにより、メタデータ(descriptions)がない場合、検索エンジンによるキーワード周辺の抽出が行われるので、これの方がブログ全体の説明が全部に掲載されるよりはマシという判断です


なるほど、Googleで本文から抽出してもらう方が、個別に記事内容らしい説明文になるでしょうね。

①シーサーの「デザイン>PC>デザイン設定で、利用しているデザインをクリック>HTML編集のタグを選択」

②先ほどの「meta name=”description” 」の部分の上下を下記2行ではさみます

<% unless page_name eq 'article' %>
<% /unless %>


※表示画面で反応しないよう、最初と最後の<>は大文字に直しました。

修正後のhtml編集画面はこんな感じ
seesaablog html no meta.jpg

ディスクリプションが変更表示されるのは、グーグルクローラーが巡回してきた後なので少し時間がかかるようです。


デフォルトタグの無効をした後、google検索結果の説明文表示はどうなったか?


上記のようにHTMLを修正すると、人気記事は翌日に新説明文に、あまり人気のない記事は1週間後くらいに反映されていました。

サーチコンソールの分析によってわかった、タイマッサージ関連記事の検索1位のマイキーワード「バンコク、マッサージ」を入力すると、
description of keyword bangkok massage.jpg

これらキーワードに該当する記事タイトル、本文のキーワードが太字になり、googleがキーワード周辺抽出して作成してくれた説明文が表示されてました。シーサーによるデフォルト設定(記事タイトル重複+関係ないブログ説明文)よりはずっと興味を引く文になってますよね。

この表示元はリード文の冒頭で、キーワードが複数入っていたためgoogle抽出が行われたようです。今までdescription表示文を意識してリードを書いてこなかったので、特にスマホ表示される前半50文字がもっと「続きを読んでみたい」と検索者に思わせるよう、リード文冒頭にたくさんのキーワードを織り交ぜて意識して書こうと思います。

一方、検索2位のマイキーワード「シーロム、マッサージ」では、次のような説明文表示になってしまいました。
description of keyword silom massage.jpg

リード文には「シーロム」というキーワードがなかったため、googleはリード文からでなく本文の途中のシーロム、マッサージ表示のある文を抽出してしまったようです。検索者は「シーロム界隈のおすすめマッサージ店の情報」を求めているのに、なんだかピント外れの説明文ですね。

このように、googleによるキーワード周辺抽出に頼らざるを得ない現在、どのキーワード検索にも自分の作成した同じdescriptionを表示することができないので、キーワードによって説明文が変わってきてしまうのが課題です。

一方、記事以外のページ(例:コメントページ)の検索結果のdescription表示はどうなったのでしょうか。
description of article and comment.jpg

やはり、以前のまま「ブログ説明文~」から始まる説明文でした(汗)。これが、以後説明する問題点「メタデーターの重複」にカウントされてしまうのでしょうね。

いずれにせよ、記事ページの場合には、シーサーのmeta description設定が無効にされたので、記事毎に検索エンジンが自動的にスニペットを作成してくれるようになりました。

ただし、カテゴリー、過去ログ等の記事以外のページが検索表示される際のディスクリプションは多少違うのと、メタタグの重複とグーグルに見なされ、SEOに影響しかねない事態が発覚(涙)


重複するメタデータ(meta description)と重複するタイトルタグが、SEOを低下させる?


一難去ってまた一難(汗)。初心者ブロガーにとって壁の連続です。

自分のブログのSEOの分析に使っている「Google search console」ですが、今まで気にもしていなかった「HTMLの改善」という機能ページを見てみると・・・
console html improve.jpg

「重複するメタデータ(meta description)」が52件、「重複するタイトルタグ」が29件もあるではないですか

この「重複」をグーグルはユーザーとパフォーマンスに不利益になると思っていて、SEO(検索順位最適化)に悪い影響があるようです。(先のメタ・ディスクリプションの表示文はSEOでなくクリック率に影響があるのですが)。

■重複するメタデータとは、検索表示されるディスクリプションの文章が同じものが使われているとのこと。グーグルは記事ごとに異なるディスクリプションを要求しており、表現の使いまわしはご法度らしい。

■重複するタイトルタグとは、ディスクリプションの上のタイトル表示で同じものが使われているということ。

先にシーサーブログのHTMLを変更したばかりですが、機械的に「記事タイトル」、同じ「ブログ説明」をどのディスクリプションにも反映させてしまうことが原因らしい。つまり、グーグル社が苦言している「表現の使い回し」が招いた事態。


しかも、個々のオリジナル記事だけでなく、記事を関連させて表示される「過去ログ、カテゴリー、トップ表示など」すべてのディスクリプションで表現が重複されてはいけないらしい(気が遠くなります・・・)。

サーチコンソールの「重複するメタデータ」の詳細を見ると、多くは1ページにつき2ページのみの重複だが、「2016年8月から・・・(ブログの説明文)」というページだけ他に23ページも重複。
console double meta data1.jpg

さらに重複ページの詳細を見ると、
console double meta data2.jpg

■「2ページのみ重複」は、オリジナル記事とそれに関連表示する「カテゴリー」のディスクリプションが一部重複しているようです。
【カテゴリーの検索結果表示(例:ブログ作成カテゴリー】↓↓↓
seesaablog categoly meta description.jpg
カテゴリーページのディスクリプションの「ブログ説明」部分が、記事説明文と同じなので重複とされるのでしょう。上記HTML修正により、記事説明文が検索エンジンにより個々に作成されるのであれば、カテゴリーの重複は解消されるのでしょうか。

■「52ページの重複」は、ブログ紹介文ページと「毎月の過去ログページ」「一部のトップ表示ページ」の重複から起こっているようです。
【過去ログ(archives)の検索結果表示(例:9月)】↓↓↓seesaablog archives meta description.jpg
【トップ表示ページ(index)の検索結果表示(例:2ページ目)】
seesaablog index2 meta description.jpg

過去ログもトップ表示も、記事(記事タイトル+ブログ説明文)と違い、ある記事の本文冒頭が引用されているようです。そうなると、どのページ同士が重複するのか不明です(汗)

ちなみに、ブログトップページの検索結果表示は次のとおり。ディスクリプションはブログ説明文のみになってますね。ここだけ正常表示ですね。
seesaablog blog meta description.jpg

■。「タイトルタグの重複」も2ページずつで、記事とカテゴリーが重複しているようです。でも、ディスクリプション(説明文)と違い、記事タイトルはどうやって重複を避けられるのかわかりません。


重複を解消する方法?「HTMLにページ数の関数を入れる」


前述のとおり、過去ログ、トップ表示、タイトルタグの重複の原因がよくわかりません。なので、適切な方法もわかりません(涙)。

だたし、各種サイトを隈なく検索してわかったヒント。トップページから次のページ(下の、1,2,3,4をクリックしてページをうつる)に移る場合、重複ページとみなされることがあるようです

自分のブログの場合、カテゴリー、過去ログは1ページに20件表示なので下のページボタンは今のところ表示されませんが、トップ表示は5件なので表示されてます。

なので、試しにディスクリプションにページ数が表示されるよう、HTMLに修正して様子を見ることにします。そうすると、別表現扱いになるのでしょうか?

meta descriptionテキストの最後に次を入れる

<% if:current_page > 1 %>(<% current_page %>ページ)<% /if %>


※表示画面で反応しないよう、最初と最後の<>は大文字に直しました。

追加後のHTML編集ページはこんな感じ
seesaablog html pege no.jpg

これで本当にページの重複は解消されるのでしょうか。素人がHTMLを修正するって結構勇気がいります。

【追記】1週間後、サーチコンソールを恐る恐る見てみると・・・げげげ、重複が増えとる(汗)。メタデータ62、タイトル43も!素人の自分にはお手上げです。

サーチコンソールへのインデックス登録から、記事以外のページを外すという方法も他のサイトでは見られますが、具体的にどうやればよいか見当がつきません。だれか教えてください~!


まとめ


たかがGoogle検索結果表示の記事紹介文といっても侮れませんね。簡単に作成できると思いきや、シーサーブログのような無料ブログ機能の制約が複雑にしています。

今回、理解までいきませんでしたが、貴重な休日を半日PCとにらめっこせざるを得ませんでした(涙)

今回、関連サイトを読み漁り、素人ながらmeta descriptionの変更についての2つのHTML修正をしました。(シーサーの機械的な反映を解除しグーグルに紹介文を自動作成してもらう、ページに番号をふりページの重複を解消する)

これで問題が全て解決したわけではありませんが、少しでもSEOやクリック率が上昇すればよいのですが・・・

いかんせんど素人の悪あがきですので、記事内容に誤りがある場合、もっとよい解決方法がある場合、どしどしご連絡ください。

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