海外旅行で悩みの種の「時差感覚の管理」を簡単にする方法【世界一周計画シリーズ⑨】

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海外旅行に付き物の悩みといったら「時差ボケ」。

そして、移動日に太陽が昇っている状況だけを判断して動くと、意外と稼働時間が長く体を酷使しているのに気づかず、体調を崩したり…。

日本と近く、時差がほとんどないアジア圏ならともかく、地球の裏側だと半日もの時差が生じることも。

つまり、「時差感覚の管理」をしっかりして旅行を楽しむことが大切です。

旅行中は現地に慣れること、行程をこなすことに精一杯で時差を調べることまで手が回らないので、事前に調べてまとめておきましょう。

自分は今回、移動中に時差がそれぞれ発生する5か国を周遊する世界一周生活を送っていたため、時差の管理が大切だなって痛感しました。

自分が旅行前に準備した時差感覚の管理方法についてご紹介します。

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時差ってなあに?(協定世界時との関係)


まずは、みんな知っているようで案外知らない「時差」そのものについて説明しておきます。

【時差とは】

世界各国または地域にはそれぞれ標準時が定められている。本来、時差とは標準時と世界時(厳密には協定世界時)との差をいい、イギリスのグリニジより東の場合を正、西の場合を負とする。たとえば日本標準時(中央標準時)の時差はプラス9時である。また通常は各標準時相互間の差も時差という


つまり、協定世界時の基準となるイギリスより、日本の方が9時間進んでいることになるのですね。

言い換えると、日本で普段使っている「日本標準時(JST)」は協定世界時に9時間足した値になります。

では、「協定世界時(UTC)」とは何でしょうか。

「セシウム原子の振動数を元に導き出す時間で、今の世界で標準時として使っている時間のこと」だそうです??原理は難しい…


簡単に考えるために、世界標準時を基準にした時差区分の世界地図をご覧ください。

world timemap .jpg

イギリスのゾーンが世界標準時の基準なので「0」、東へ進むごとに時差がプラスされ、日本のゾーンは「+9」、西へ進むごとに時差がマイナスされ、ニューヨークのゾーンは「-5」(日本との時差はー14時間)になります。

太平洋上に日付変更線があり、手前のニュージーランドは「+12」(日本との時差は+3)です。しかし、日付変更線を超えたハワイは「-10」(日本との時差はー19時間)にもなります。


大陸の部分は、国境の関係もあり、経線(縦線)ですぱっと区分が分かれておらず、複雑な区分になっているのが面白いですね。


協定世界時を使って自分の旅程の時差をまとめよう


まず、自分の渡航する国(国が広い場合はタイムゾーンが分かれている都市別)ごとに、時差の旅程表を事前に作成します。

それぞれの世界協定時を把握し、「各国を移動する際の時差」や「日本との時差」を計算し、記入します。

DSC01823-min.JPG

これが、渡航前に自分が作成した訪問順7か国別(乗り換え2国含む)の時差管理表です。

出発直前で忙しく走り書き程度でお恥ずかしいのですが、自分が分かればよいのでこの程度でよいです。

これをトランスファーのフライト中に見ておくと、「次の国では、出発国より〇時間遅れているんだな」とか、「次の国では朝9時なのに、日本との時差は8時間遅れなので日本は夕方5時だな」とか、「だから到着後、少しは早めに就寝しておこう」など想像し行動に反映することができます。


そして、次の国のタイムゾーンを基に腕時計の表示を該当するワールドモードに切り替えておくのです。

この際、世界協定時の該当ゾーンや時差を素早く知る方法としては、「Time-j.net世界時計‐世界の時間と時差」というサイトが便利です。

time-j-net1 .jpg

各国のサマータイム実施状況も一目瞭然で、時差に考慮されています。

今回の旅行でも、7か国(乗り換え地2か国含む)中、4か国でサマータイムが実施されていました。

time-j-net2 .jpg

その他、都市名のリンクをクリックすると、週間天気や気温まで分かり、時差早見表もあり重宝します。

通貨(現在の為替)」も最新のものが表示されるので、時差管理表に合わせて記入しておくと、現地で便利です。


フライト旅程表にも時差を記入しておくと、フライト発着時間や搭乗時間の感覚がつかめて便利


時差を把握しておかないと困ることの2つ目は、フライトの搭乗時間が分からなくなることです。

なぜなら、旅行会社からのフライト予定表には、到着地の時刻をもとに表記されており、単純に予定表の発着時間もとに計算しても、実際の搭乗時間がつかめないからです。


例えば、16:20分にバンコクを出発し、19:45分にドバイに到着すると表記されているとしましょう。

これを単純に計算すると、搭乗時間は3時間25分となります。これは正しいのでしょうか?

ただし、ドバイはバンコクより3時間遅れの時差があり、バンコク時間に直すと、ドバイ到着は22:45分となります。

バンコク時間を基に計算すると、実際の搭乗時間は6時間25分にもなります。

このように、時差が分かっていないと搭乗時間に考慮できません。

world time -min.jpg

これらを分かりやすくするための工夫として、ANAの予約内容の確認表を印刷して時差など必要情報を書き込んでいきます

特典航空券の発券後に、ANAマイレージ公式サイトの「マイページ」から「予約内容の確認」を選択するとフライトスケジュールが一覧で表示されます。

DSC01821-min.JPG

先ほどの「時差管理表」メモを見ながら、フライトごとに次の事項を記入していきます。

【フライト旅程表への記入事項】

①各国移動時の時差(赤)

②実際のフライト(搭乗)時間(青)
⇒現地到着時間に①の時差を加減算し、出発国の時間に直してからフライト時間を計算してください。

③日本との時差(緑)

④サマータイムの有無(桃)
⇒①③の時差は、サマータイムを考慮して計算します。

【参考】
⑤航空機の機材名(橙)
⇒陸マイラーは機材にもこだわる。機材がわかればシート配置やフルフラットシートかも事前に分かってロマンがありますね。

⑥空港正式名称(紫)
⇒バンコクは2つの空港があるため。GoogleMapなどの空港表記が正式名称でなければ検索できなかったりするため。

⑦空港記号(赤茶)
⇒空港のフライト掲示板には、空港記号しか表示されないため。



timelag memo schedule .jpg

書き込んだこのフライト旅程表は、旅行中にEーチケットと同じく常に携帯して参照するなど、大変重宝しました。


その他の時差管理の工夫


【時差ボケの対策方法】

時差が3~4時間程度の移動なら何とか頑張れるのですが、時差が半日くらいになると、体の負担が大きくなります。

今回の世界一周のルートを組む時の対策として、東回りだと日付変更線を超えて時差が大きくなり負担感が最初から大きいので、西回りにして少しずつ時差が加算するように、体の負担を考えました

例えば、今回の旅行で一番時差ボケが心配だったのが、「ニューヨークから羽田に帰ってから」。

その時差は太平洋の日付変更線を超えるので13時間もありました

ニューヨーク便の時差ボケ解消法をネットで読み漁ったのですが、一番ベストな方法としては「長時間のフライト中に寝ない」ことだそうです。

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ニューヨーク出発が18:15で、羽田到着が翌日21:15だったので、夜に出発して夜に到着することになりました。

フライト中に本格的に就寝してしまったら、羽田に到着してまたすぐに自宅で就寝する際に眠れなくなってしまいますよね。

これを実践しようと頑張りましたが、出発してすぐの夕食機内食後にすぐに機内が暗くなり、お休みモードに…。

ただし、ANAのビジネス初の興奮と、映画や音楽のバリエーションも豊富だったおかげで、なんとか居眠り程度で抑えることができました。

問題は、自宅に帰ってからです。

その日は荷物の片づけやらで朝方までばたばたしてしまい、完全に生活リズムが狂ってしまい、機内での努力が水の泡に…

世界一周を終えた緊張と疲れがどっと押し寄せたこともあり、数日間は夜眠れず、早朝に目が覚めてしまい、午後にぼーっとしてしまうという時差ボケ典型パターンに悩まされることになりました(汗)。

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【旅行中に装着する腕時計の時差対策】

海外旅行中は、治安のよい日本と違って、スマホを取り出して頻繁に時間のチェックをすることは、ひったくり等を考えるとあまり安全ではありません。

なので、安めの「腕時計」を装着することをお勧めします。(盗難・紛失してもよいもの)

できれば、常に正確な時刻に微調整してくれる電波時計がよいです。

デジタル時計なら、ボタン一つでワールドモードになり、世界の主な大都市の時刻が協定世界時ゾーンごとに登録されているので時刻を選ぶのが便利です(自分の腕時計もそうです)。

ちなみに、スマホの時刻表示は、自動的に滞在国の時刻に自動調整されるようです。
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