モロッコ・ダデス峡谷で迫力の岩壁を眺めながら寝る【サハラ砂漠2泊3日ツアー1日目】(マイルで世界一周旅行記⑫:モロッコ編⑨)

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モロッコ・砂漠ツアー旅行記第二弾

2泊3日の砂漠ツアー第一日目も、世界遺産アイト・ベン・ハッドを見学し、宿のある「ダデス峡谷」に向かいました。

当初、さほど期待していなかったダデス峡谷ですが、想像以上に大自然を満喫でき、目の前にそびえる「岩壁」の山という独特の景観美をベッドで眺めながら寝るという、至福のひと時でした。

モロッコ・世界遺産アイト・ベン・ハッドゥに歴史を感じた旅【サハラ砂漠2泊3日ツアー1日目】(マイルで世界一周旅行記⑪:モロッコ編⑧)

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カスバ街道とダデス峡谷(dades gorges)について


ワルザザードの映画記念館を後にし、ツアーミニバスはひたすらカスバ街道を進みます。

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ワルザザードからティネリールを経てエルラシディアを結ぶ東西のルートを「カスバ街道」と呼びます。

カスバ街道沿いには、土レンガで作られた大小のカスバ(要塞)が多く残っています。

街道沿いは、ダデス川、トドラ川などが美しいオアシスと峡谷を造っていて、埃っぽい岩山や町並みと、周囲を取り巻くオアシスの緑が対照的です。

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カスバ街道の途中から、ブールマン・ダデス村から内陸に入りダデス峡谷に向かう60kmものくねくねルートは、荒涼とした岩山の景観を見れるとヨーロッパの人々がレンタカー等でドライブを楽しんでいる有名地だそう。


ダデスまでの道中


ワルザザードを出発し、車内のメンバーを見渡すと、なぜか満席だったのが2席空席に。

ベルギーおじいさんと、タイおじさん2名は日帰りプランなのでワルザザードで折り返しマラケッシュに別の車で戻ったようです。

運転手や当事者2名から事前に何の説明もなかったので、ちょっと拍子抜け。ここで、参加者が申し込み形態により様々なプランで参加している混在車だと分かりました。蒸し暑い車内の席がすこし余裕ができたのでちょっと嬉しい。

途中から荒涼とした砂漠地帯が一変し、林の緑の中を進みます。

ダデス川沿いのオアシスです。

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オアシスって聞くと、砂漠に突然現れる池の周囲にぽっかりある緑の街というイメージですが、ここのオアシスは川沿いの緑地を指すようでイメージとかなり違いました。

途中のオアシスの村のカフェで休憩。

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車内は暑く、放置しておいた水がぬるま湯に…。カフェでぎんぎんに冷えたコーラを購入し、炭酸と冷たさがほてった体にきく~!

今後のために1.5Lの水(10DH、120円)も購入。

出発後、景色が少し変わってきます。オアシスの街の向こうに岩山がそびえるように。

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そして、雄大な岩山をくねくねと進む有名なドライビングスポットへ突入。

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延々と続く岩山群。すると途中の見晴らしスポットで途中休憩。

スポットから見える岩壁が「モンキーフィンガー」。岩壁の突起物が猿の指に見えるらしい。

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ここで先に日本人だと判明した若夫婦と雑談していると、一人参加のアジア人のアスリート青年君にも旦那さんが日本語で話しかけ、なんと彼も日本人でした。

この1日まったく日本語で話しかけてきてくれなかったので、てっきり東南アジアの青年かと。

何でも「せっかく多国籍の人たちと行動しているのなら、日本語を使わず英語でコミュニケーションし、知り合いをたくさん作ってほしかった」と。

彼は、ヨーロッパ在住で仕事の合間にこうして世界一人旅をし、旅先でたくさんの国の友達を作ったことが忘れられない思い出で、ぜひ味わってほしいのだとか。

英語かあ・・・頑張ります!ということで宿を目指して出発。

ちなみに、当初のプランには含まれていたモロッコの特産物「ローズ水」で有名な、バラの生産地「エル・ケラア・ムグナ」にはなぜか立ち寄りませんでした。運転手の気分次第、参加者のノリ次第といったところでしょうか。

もっとも、自分は薔薇にもショッピングにも全く興味がないので、立ち寄らず早く宿に到着できる方がよかったのです。


18:00 ホテルに到着し、最終日フェズまで抜けるオプションの打ち合わせ


まず、ダデス峡谷のメインルートを離れ、岩山の上にあるホテルに到着。

ここが我らの宿かと思いきや、ドイツ人、コロンビア人だけが下車。ダデス川から遠いし、目の前の道路が工事中で埃っぽくうるさいし、このホテルじゃなくてよかったと。

再びダデス川ルートに戻りしばらく進むと、川沿いのホテルに到着。

運転手が「日本人以外の方は降りてください」とのことで、その他の白人たちが続々と下車。

さらに少し進むと、我々日本人4名のホテル「Hotel Kasba de la Vallee」に到着。ミニバスも運転手もここに駐車のようです。

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一本道は車通りが少なく静かだし、目の前は岩山の絶景と悠々と流れるダデス川だし、ホテルは小奇麗でテラス広いし、別の参加者のホテルよりずっと素敵。

同じ車のツアーなのに、宿が違うのは不思議な感覚。日本人のツアーは少々高めなのかな、と思ったりして。

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google map口コミ評価では、このホテル酷評ですが、この格安ツアーの割にはまずまずかなということで、自分は満足でした。


ホテルのロビーもアラビアンで異国情緒たっぷり。ロビー前のソファで運転手から鍵を渡され、「最終日のルートのことで打ち合わせしたい」と運転手から切り出され、日本人4名で座って話し合い。

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自分が今回のツアーで一番心配だった「ツアー最終日にマラケッシュに折り返さず、フェズへ抜けるオプションルートの申し込み」

事前にsabaku tourの申し込み担当オマールさんとのメッセンジャーのやりとりでも、どのタイミングでオプション移動が決定するのか明言されていなかったので、「フェズへの希望者がいなかったらどうしよう」という一抹の不安があったのです(予めフェズの宿は予約済みだったし)。

オマールさんからは、「途中のラクダ使いの打診にはのってはいけない、フェズまでのタクシー代をぼったくられる」とも事前に注意も。

幸い、日本人若夫婦に途中の休憩時にこのことを話すと、「自分たちもフェズへ抜けたい」とのことで、希望者が自分一人(超高いオプション料金)にならないことが判明し、胸をなでおろしていたのです。

たぶん、この早い段階で運転手からフェズ移動の打診があったのは、この若夫婦が途中で運転手に相談してくれたからだと思います。


今回自分がこのsabaku tourという会社のツアーを申し込んだきっかけは、とあるブロガーの方の記事でした。

その方の記事によると、「メルズーガのホテルに到着後、ホテルスタッフから打診があり、ホテルが手配する10人乗りバンと運転手を300DHでお願いした」と書かれていて、自分たちのこの段階(ダデス1日目)より、ずいぶん遅く(2日目夕方)に決まったことが分かります。

しかも、この方はホテルの手配車ということで、自分たちはツアーのミニバスでオプション移動ができたので、違いますね。

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一緒のツアー参加者の希望次第、運転手次第でフェズへ抜ける移動オプションが決まるなんて、不確定要素たっぷりでお互い探り合うサスペンスドラマみたいです(笑)。

自分は早くから同じミニバス、同じ運転手でオプション確定できて、もやもや感がとれたのでよかったです。


結局、アスリート君もフェズへ抜けたいらしく、運転手に確認したら「現時点では日本人4名だけが希望、他の参加者はまだいない」とのことでした。でも最終的にはほとんどの参加者が一緒にフェズへ抜けることになります。

運転手から提示されたオプション移動の金額は、一人300DH(約3,600円)。他のブロガーの方のホテル手配車と同じ料金で、格安だったので一安心。ここで前金100DHを払いました。


ちなみに、他の日本人参加者に確認したら、若夫婦は自分と同じくsabaku tour facebookから申し込み。アスリート君はマラケッシュ現地の旅行会社で進められたプランを申し込みとのこと。

アスリート君の現地プランには、フェズへのオプションも料金に含まれていて、しかもツアー料金自体がfacebook価格より若干安いので、現地で申し込んだ方がお得なようです。


ホテルの部屋からは、ダデス峡谷の岩壁の絶景を眺めながらベッドで就寝と幸せな時間


部屋は相部屋でなく、一人部屋だったので、ゆっくり気兼ねなく過ごせました。

シングルベッドと、予備のベッドの2台があり、部屋の中はあまり綺麗でないし、最新の設備とはいえないけど、自分的にはまずまず。

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エアコンは故障していましたが、部屋の窓を全開にしておくと、真夏でも砂漠地帯とは違い涼しい風が入ってきて気持ちいい。蚊などの虫もなぜかいないので安心。

トイレとシャワーは一緒。トイレのタンクはレバーでなく、上の赤いヒモをひっぱる旧式。シャワーはお湯のつまみをひねっても冷たい水しか出ません。なので、到着後すぐに浴びたのは「ひえー!!」と叫びながら水でした。

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このことを夕食時に日本人参加者に言ったら、ちゃんとお湯が出るとのこと。部屋に戻って試しに水のつまみをひねると…お湯が出ました。湯と水のつまみが逆転していたのです(汗)まぎらわしい。

世界一周を小さなキャリーバッグ一つで旅していたので、服や下着は必要最低限の数。シャワーですぐ洗濯し、テラスに干すと、空気が乾燥しているせいかすぐに乾く。百均の小さなハンガーが大活躍。

この部屋、何が感動かというと、部屋の真ん前に、ダデスの雄大な岩壁の山がそびえたつ絶景ということ。

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広い専用テラスに出ると、赤茶色の岩壁が夕日に照らされ鮮やかなオレンジ色に。日本じゃお目にかかれない迫力の大自然。

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屋上からの峡谷はさらに絶景。谷のダデス川と緑、背景のSF映画のような岩山のコントラストが不思議な感じ。

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ベッドに横になり、窓を見上げると、見事な岩山。夜になると星空を眺めながら就寝でき、日本の喧騒を忘れるひと時に。

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ホテル前の一本道を渡り、駐車場の隅にある階段を下ると、ダデス川に降りることができます。

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砂漠地帯をこんこんと流れ続け、オアシスの命をつなぐダデス川。今回の砂漠地帯を旅して心底思ったこと、それは「生命の営みにとって、”水”はいかに大切なものか」ということ。命を維持するためだけでなく、心の潤いに水は不可欠だと痛感しました。空気感もしっとりと違うし、眺めるだけで心が満たされます。日本じゃ水のありがたさなんて、ちっとも考えなかった…


夕食で人生談義に花が咲く


同じホテル滞在の日本人たちで、レストランの夕食(ツアー料金に含む)をご一緒にしました。

出てきた食事は、タジン鍋、クスクスなど、お決まりのモロッコ料理を大皿で取り分けるスタイル。マラケッシュなど大都市ではアルコール販売が禁止されている中、この地方のホテルでは飲めるらしく、酒の苦手な自分以外はビールを堪能していました。

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若夫婦はモロッコの後、海を渡りスペインやギリシャ旅行を8月いっぱいまで気の向くままに旅行されるそう。1か月以上もの長旅は、若旦那が長年勤めた会社を退職し、次の仕事に着くまでの自分探しの旅だそうです。

なんでも、次はフリーランスの仕事を目指しているらしく、仕事や人生の野心もたっぷり聞かせてもらい、熱い人だなーと。

一方、アスリート青年君は、しっかり者に見えたけど若干21歳と聞きびっくり。しかも、ヨーロッパ在住でヨーロッパのとある国のサッカーチームに所属するプロサッカー選手と聞き、二倍びっくり。日常生活でプロサッカー選手と接するなんてないので。

なんでも、親の反対を押し切り高校生でヨーロッパに渡り、頑張っているんだとか。

この時期はオフシーズンのため、世界中を旅して充電するそうです。


様々な生き方、価値観をもった人と親しくなれるのが旅の醍醐味ですね。なんだか、この中で最年長おっさんの自分、なんてちっぽけな人間なんだろうって考えさせられました。

そして、楽しい夕食も終わり、明日のツアー2日目のクライマックス「シェビ大砂丘をラクダで旅する」のに備え、星空と岩山を見ながら早めに就寝しました(つづく)


この記事は2018.7.22-8.7の「スターアライアンスで行く世界一周(5か国)ひとり旅」をもとに作成しています(ANAマイルを使って航空券代はなんとタダ!)。飛行機に乗らずとも日々の生活(ショッピングのポイント交換等)で誰でも効率的にマイルを貯める方法は、一番下のバナー記事をどうぞ。

【次頁】モロッコ・ティネリールのオアシスでベルベル人の知恵を知る【サハラ砂漠2泊3日ツアー1日目】(マイルで世界一周旅行記⑬:モロッコ編⑩)

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