モロッコ旅行第二弾。
海外旅行での支出は、ほぼクレジットカード払いが主流ですが、先進国と違い、新興国では今だ現金払いが多く、カード支払いの際のセキュリティも不安なので、ある程度の現金を現地で用意する必要があります。
今回5か国の世界一周旅行のうち、新興国の「モロッコ」でも同様で、お店や現地ツアーの支払いにかなり「現金」が必要でした。
ただし、ネットで事前に調べても、モロッコについてのキャッシング・両替事情はあまり見かけなかったので、今回の自分の体験をもとにお話しします。
※以後、2018.8月の為替レート:1MAD(モロッコ・ディルハム)=11.798円(約12円)で計算。

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カサブランカ空港内のATMキャッシング・両替所
自分は、どの国の空港でもまず、空港内ATMで多少の現金(空港から街中への交通運賃や軽食代等のため)をキャッシングすることにしています。
ATMキャッシングは両替所と違い、日本円現金は不要だし、為替レートも両替所だとばらつきがあるのに対し、ATMはほぼ横ばいで安心。
自分のように、数千円~数万円程度の少額キャッシングなら、帰国後の利息(次回一括支払いまでの1~2か月間)も数百円程度と安く、両替所の為替手数料ほどとられません。
カサブランカ空港の到着ロビーを出ても、タイやトルコのように目前にぎらぎらした看板の両替所がひしめくといった光景はありませんでした。
しばらく到着ロビーをうろうろしていると、右手に伸びる廊下の奥に1件銀行があり、店前にATMを発見。
空港を出て鉄道でマラケッシュに移り、翌朝すぐに現地ツアーに950MAD(約10,500円)を現金で支払う必要があったので、2000MAD(約24,000円)をキャッシングすることにしました。
でも、遅い時間にマラケッシュに着き、ATMを探し回ったり、夜に街中でキャッシングするのが不安だったため、とりあえず空港で調達することに。
ATMキャッシングの少額紙幣を下ろす裏ワザとしては、金額指定画面で定額を選ぶのではなく、「othre account(別の金額入力)」を選択し、自分で金額指定するのです。
高額紙幣だと、鉄道券売機で使えなかったり、タクシーやお店で嫌な顔をされたりするからです。
ただし、どの国でもATMによってできるものが限られます。
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このATMでも「othre account」を押し、次画面で金額数字入力(2,200MAD)しても、「取り扱いできません」と何回やってもできませんでした。
仕方なく、固定金額の2,000MADを押しキャッシング。
ただし、1,000DH札2枚で出てくるかと思いきや、6枚が200MAD札、8枚が100MADで出てきたのでラッキーでした。
紙切れなのか、レシートは出てきませんでした。
このブログ記事に書くため、周囲の写真を撮っていると、銀行の廊下に佇むおっさん2人に「NO!!」と撮影注意され、あまり画像に残せませんでした。拒否の理由はいまだ分からず。
モロッコって、街中でもどこでも撮影しようとすると、文句を言われたりすることも多く、国民性なのかも。
到着ロビー右手奥のこのATMしかないのかと思いきや、左手廊下をONCF鉄道乗り場方面に進むと、数件の銀行とATM、両替所がありました(最初からこっちにしとけばよかった)。
銀行両替所の前にATMがありますね。
ちなみにこの銀行の日本円為替レートは「8.285」の表示が。
我々観光客は「BUY(売り)」の表示金額を見るのですが、何語か分からない「Achat」表示がBUYなのでしょうか?
100円あたり8.285MADという意味だと思います。
間違っていたらすみません・・・
ちなみに余談ですが、同じエリアに「morac telecom」というスマホカウンターもありました。
SIMカードをここで購入できるみたいです(自分はWIFIルーター派なので購入しませんでしたが)
マラケッシュ駅の両替所
マラケッシュ駅は結構立派です。
駅の改札を出て、ホールをまっすぐに進むと、右手に通路が伸びていて、その奥右側に「両替所」があります。
モロッコでは街中の両替所はほとんど見かけないので貴重ですね(今回の旅行では自分は両替所を利用しませんでしたが)
この両替所のレートは、100円で8.313MAD
8.313(駅)-8.285(空港内の銀行両替所)=0.028MAD
1万円の両替では、0.028×12×100=33.6円ばかり、マラケッシュ駅両替所の方がお得(ほとんど変わりませんね)
ちなみに、この後のサハラ砂漠ツアーでご一緒だった日本人観光客から聞いたのですが、両替所で「デビッドカード」のようなカードを発行してくれるみたいです。
なにせ、新興国の街中のATMでは、不具合や故障が少なくなく、クレジットカードをATMに挿入して結局出てこず・・・といったトラブルが多発しているみたいです。
自分も街中のATM利用時にはひやひやしました(挿入がスムーズでなくカクカクしていたから)。
デビッドカードのように指定残高までしか引き出せないのならば、問題が起きても諦めがつきます。
しかも、両替所のカード発行時に、現金を支払い残高を設定するのでなく、クレジットカード支払いで残高が設定できたと、その方が言っていたような・・・定かな情報でなくてすみません。
街中(フェズなど)でのATMキャッシング
マラケッシュでは、空港ATMで多額の現金を調達し、翌日の3泊4日のサハラ砂漠ツアー(ミニバス移動)に臨みました。
ただし、道中でレストランなどちょこちょこ現金出費がかさみ、終盤には底をつきそうになりました(他のツアー客も同様)
運転手が気をきかせて、フェズに戻る途中の一本道の小さな町に佇むATMを発見し、そこで停車。
自分を含めて数名のツアー客がこぞってキャッシングしたのですが・・・
自分のカードだけ何度やっても利用できませんでした。
自分のカードはVISAブランドのジャックスカードなのですが、そのATMにはVISAが使える「PLUS」表示があるにもかかわらずです。
海外旅行慣れしている日本人観光客の方に、「使えないカードがあるみたいだよ」と教えられましたが、いまだになぜ使えなかったのか分からず。
このカードが海外旅行で使えなかったのは初めてです。恐るべし、新興国のATM
そうこうしてるうちに、ツアーゴールの「フェズの街」に到着。
宿の近くにある、街中のATMを探すと。
この噴水やタクシーロータリーのある大きな広場を右(ブルーゲート方面)に進むと、小道に入る直前の広場前にATMがありました。
また、ブルーゲート広場前にもATMがありました。


世界一周に興味のある方は次の記事をどうぞ。







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