世界一周一人旅・ニューヨーク旅行記第12弾
「NYに来たら本場ブロードウェイ・ミュージカル鑑賞でしょう!」と、お上りさん的発想で見てきました。
しかも、現在ディズニーが実写版を公開して話題再沸騰の、王道をいくベタな「ライオンキング」を。迫力にもう興奮です。
実は自分、劇団四季のミュージカルを気が向いたら見てきました。もちろんライオンキングも。
そこで、ブロードウェイと劇団四季を比較しながら、感想をのせたいと思います。
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ライオンキングのチケット入手方法
自分は8/4(土)14時開演17時終演回を見たのですが、満員御礼状態で当日券は難しいと思います。事前にネットで予約がベスト。
アメリカのチケット販売代理店の割安の予約サイトはいくつもあるのですが、何せ英語が苦手な自分。英語サイトでの予約手続きは苦戦が強いられるので、日本語サイトからの予約をしました。
今回利用したのは、毎度おなじみ現地オプションツアー予約サイト「VELTRA(ベルトラ)」。
アメリカの販売サイトよりは、手数料などの関係で少し割高ですが、大きく額が変わらないので利用しました。
正確にはVELTRA掲載分の予約商品は、現地代理店「Broadway Inbound」が手配するようです。
席は、団体予約を除くと個人可能席で3種類。もうNYで見ることはないと、ちょっといい席を奮発し「1階オーケストラ席/2階前方メザニン席」を$184(約21,000円:子どもも同料金)にしました(公演日時、予約完了日時によって額が変動します)。
しかし物価の超高いNY、ミュージカルも高い!劇団四季ライオンキングの3階席後方なら、3千円台で見れますもん。
予約完了するとメールでバウチャー券が送られてくるので、当日劇場の引き換え窓口でバウチャーを見せて、チケットと交換完了です(チケットと交換するまで具体的な席番は分かりません)。
実際は、心配していた2階ではなく、1階右寄りの中央ブロックだったので、まずまずの席でした。
「ミンスコフ劇場」で上演です
ミッドタウンのど真ん中、ブロードウェイ通りから少し入ったところにライオンキング専用のMinskoff Theatreがあります。
開演30分前には入場するようにとの注意書きがあったので行ってみると、もう劇場外に客が行列。でも、思いのほかすぐ進み入れました。
劇場外の掲示板の広告を見ると気分あげあげ
館内に入場し、入り口すぐ左奥の「ボックスオフィス」と呼ばれる引き換え窓口にて、パスポートなど写真付きID(持参忘れずに)とバウチャーを見せ、すぐにチケット交換完了です。
チケットを見ると、何気に施設料$2も含まれています。
日本語オーディオガイド($10)希望の場合、ここで伝えます。でも、セリフの翻訳でなく各シーンごとの日本語解説のみだそうで、あまり意味がないので自分は利用しませんでした。
エスカレータの向かい壁には巨大な木製仮面。劇団四季劇場にはない装飾。
2階ホール。奥にグッズ売り場。客は家族連れが多数。白人だけでなく、アジアを含めて多様な人種が見に来てました。ただし、騒がしい中国人団体客の姿は見かけませんでした。
フロアの隅には、衣装や仮面のオブジェが。皆ここをバックに記念撮影してました。母サラビと子シンバ。
悪スカー。迫力あります。
気分がたかまってきたところで、上演開始です。全2.5時間(うち、途中30分は休憩)
ブロードウェイと劇団四季を比べてみた(感想)
基本的には両者同じです(もっとも劇団四季がブロードウェイをまねたのですから)。
でも、細かいところで、両者の違いやこだわりが分かって面白かったです。
自分は劇団四季のライオンキング(東京浜松町劇場)は3~4回見たことがあり、場面展開や重要なセリフは何となく把握してるつもりです。セリフばかりでなく動きで内容を表現する部分も多いのがライオンキングの特徴です。
なので、全編英語のブロードウェイミュージカルの中でも英語が理解できなくてもある程度は分かると思い、ライオンキングにしました。
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実際、大まかな内容は分かったのですが、役者がアメリカンジョークを入れたり、アメリカならではの間合いを入れると、会場が爆笑になること多数でした。でも、自分は分からんチンなので、ちょぴりアウェー感&しらけモード。でも、それを吹き飛ばす本場の迫力でした。
NYの観客って、何かにつけて拍手をして盛り上がるんですね。自由奔放の感情表現というか。
ちなみに、上演中でも客の私語が多く、飲食できるのにも驚きました。幼児同伴の家族も多数(ってか、赤ちゃんが分かるのかな、情操教育の一環?)
ブロードウェイ版の方がよかった点(驚いた点)
■自分の中に、NYも白人優位社会だから、主役などメインキャストは白人たちが務めると勝手にイメージしていたのですが、実際は黒人がメイン、白人はわき役でした。
【主役シンバ、メインキャスト:ムファサ、ナラなど出演者の多数】黒人役者
【脇役:スカー、ザズー(執事の鳥)、ティモン(ミーアキャット)、プンヴァ(猪)】白人役者
もっとも、舞台はアフリカの大地なので、当然といえば当然ですね。
■メンズの出演者は皆「筋肉マッチョ」です。だから動きの力強さが半端ない。
最初と最後のプライドロックに動物大集合する場面の躍動感と迫力、これは黒人役者たちの運動能力の高さの現れでしょうね。
■歌がとにかくうまい!!
劇団四季だと、高音部分は声を張りすぎたり裏声ファルセットで迫力がなかったりしますが、本場の役者は高音も張りのある、しかも無理せず出す「地声」なのがブラボー!!でした。しゃくりも嫌味がなくソウルフル。
■王様ムファサが陰謀により死んだことを悼むシーン。お妃サラビと召使の雌ライオンたちが涙を流すのを表現するために、白いテープを目からびよーんとつまみ出すのですが、悲しいシーンのはずが観客から爆笑が。NYの反応は正直です。役者たちはこの反応どうとらえてるのかな。
劇団四季版の方がよかった点
■主役シンバと恋人ナラが再開する愛のシーン。♪「愛を感じて」をBGMに劇団四季は周囲の役者がワイヤーで空中につり下がり、バレリーナのような空中愛の優美なダンスを繰り広げるのですが、ブロードウェイ版はありませんでした。
■「ハイエナダンス」は劇団四季の方がキレッキレ。ブロードウェイ版はそろっていなかったりちょっと雑でキレがない。
周囲のダンサーの中でも少数精鋭部隊が繰り広げる高難易度の「ハイエナダンス」。そういえば、TVでナイナイ岡本が劇団四季に入門し、ハイエナダンスをマスターすべく鬼の猛特訓を受けていたのを思い出しました。
■終演後のカーテンコールはブロードウェイ版はたった2回の登場、劇団四季はそれ以上。「何度もしつこいし、ずっと拍手は疲れる」という意見もありますが、自分的には、客の拍手にこたえて何度も挨拶に登場する方が気持ちを感じるというか。
両者を比べてみて、「劇団四季もなかなかやるじゃん」という日本へのオマージュ。ブロードウェイ版に見劣りしてません。ただ、この感想は、ミュージカル鑑賞素人の自分の評価なので、マニアの方からすれば異論はあると思います。
以上、自分の独断と偏見の評価・感想を述べさせてもらいました。
ブロードウェイ版も完璧じゃないけれど、やはり元祖・本場の迫力・空気感はあそこじゃなければ味わえないなと。
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