マイナーな国へ旅行中の外貨調達では【ATMの海外キャッシング】が本当にお得か?

atm in foreighn country.jpg
この夏休みに、三か国(トルコ、フランス、タイ)を旅行しました。リスク回避のために現金(日本円、海外通貨ともに)あまり多く持ち歩かないようにし、現地のATMキャッシングや両替所を利用しました。

そこで不思議に思ったのが、多くのサイトにある「海外キャッシングが一番お得」というのは本当かなということです。多くのサイトでは10万円を一括両替することを前提にかかれていますが、自分のように小口現金を必要な時に調達する際は、必ずしも当てはまらないのではと・・・。

しかも、多くのサイトでは「メジャーな国の通貨(米ドル、ユーロ等)、10万円一括両替、海外ATM手数料一律(1ドル2円程度)」という条件が前提でかかれています。

または、「ATMキャッシングの為替レートが最もよい」とも。

マイナーな国(トルコ、タイ)の通貨両替・引き出しではどうなんでしょうか?実体験をもとに考えてみます。ちなみに、私は為替や金融のド素人なので、事実と違っていたら教えてくださいね。

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外貨両替(現地通貨の現金)は必要か、その方法は?


米やヨーロッパなど先進諸国ではカード文化が当たり前。どんな少額でもカード払いです。しかし、チップ、有料トイレ、一部の交通機関、個人商店の少額買い物など、現金が入り用の時もあります。

新興国(トルコ、タイなど)でも同様ですが、カード払いのリスクが高まります。例えば、飲食店での支払い時に目の前でカードリーダー決済なら安心ですが、カードを店の奥の会計にもっていって処理する際に悪用される危険性があり、その場合は現金払いが安心です(と、トルコ現地の日本語ガイドが教えてくれました)。

海外旅行慣れしている人は、「基本的にカード払い、必要な時用に現金もある程度持参」というスタンスのようです。
card pay1.png

カードは盗難紛失時の補償もありますが、現金の盗難紛失の補償はほぼありませんので、自己管理をしっかりする必要がありますね。

外貨両替・引き出しの考えられる方法は次のとおり。
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①国内外の銀行や空港で両替する
②クレジットカードで現地ATMで海外キャッシング
③現地両替所を利用する(公設、私設)(空港、市中)
④海外プリペイドカードやデビッドカード(ATM手数料が結構高い)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

①は手数料が高く、為替レートも低いので、最小限度の両替の人が多いようです。
となると、②か③がお得ということです。どちらが得か考える際に「手数料」が重要になります。


その前に、為替レートの見方と両替の基本知識


経済に疎い自分、為替レートは苦手です(汗)
レート表記には、決済通貨により「外貨/自国通貨」「自国通貨/外貨」の二つがあります。一般的には、「外貨/自国通貨」レートが多く用いられています。
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■「外貨/自国通貨(自国通貨建て)」とは、日本人から見ると外貨1を日本円に両替するといくらになるかということ(例:ドル/円=1ドル/100円)
・両替所の各国通貨相場表で使われています。例えば、タイの両替所だったら、外貨1(1円、1ドルなど)あたりの自国通貨(タイバーツ)のレートです。ちなみに、外貨100あたりのレート表記のところもあります。sellの欄のレートでなくBuyの欄のレートを見てお得なレートか判断してください。

このレートは高くなればなるほど自国通貨の価値が安くなります。例えば日本人から見ると、1バーツの両替に3円ですむレートより、3.2円もかかるレートの方が円の価値が低い(円安)ということです。レートの数字と自国通貨の価値が反比例するので紛らわしいですね。

・タイ旅行中にレートの良い両替所を見つける場合、円/バーツレートが高い方がよいレートになります(両替でバーツをより多くゲットできます)。現地の人(タイ人など)にとってはバーツ安でも、日本人にとっては円高になるからです。

(例:下記画像をご覧ください。レートがA社:1円あたり表記0.3219(1万円で3,219バーツ)とB社:100円あたり表記29.47(1万円で2,947バーツ)の場合、A社の方が272バーツ×3.3=約897円お得ということです。)
【A社レート表(高率)】
good currency thai .jpg
【B社レート表(低率)】
bad currensy thai.jpg

・旅行中(例:タイ)の買い物の際、「1バーツ=3.0円」のレートならバーツ料金に3円をかけてお得か考えると思うので、このレートの感覚は現地の生活で常に利用しています。

・カード会社の利用請求明細書や融資明細書の「円換算レート」はこのレート表記です。

・ATMキャッシングの最後の両替金額確認画面で、「表記のレートでよいですか?」と聞かれますが、円/外貨レートの表記の場合だとレートが悪いので、「NO」を押して外貨/円レートに切り替えてくださいね。

■「自国通貨/外貨(外貨建て)」とは、日本人から見ると1円を外貨に両替するといくらになるかということ(例:円/ドル=1円/0.01円)
・単純に、外貨のレートが高くなれば自国通貨の価値が高いことになるので、比較する際にお得かどうかわかりやすいですね。

【(参考)トルコでの為替レート比較】
※比較しやすいように全て円/トルコリラ(1万円あたり何TLか)レートに直しました
※レートが良い順に並んでいます。利用日時は多少前後します。
①カッパドキアのATM(urgup sube)
⇒316…TL

②イスタンブールのATM(AHL(HSBC)
⇒314…TL(1万円÷31.78)

③市中の両替所(イスタンブールのグランドバザール裏の私設両替所)
⇒305TL

④アタチュルク空港内の両替所(トラベレックス)
⇒296.35(レート309.68-為替手数料等12.7TL)


DSC_0440.JPG

ATMキャッシング(ただし海外ATM手数料が無料のカードを使う場合)のレートが高いですね。田舎の方がレートが高くなると聞いていたのですが、意外にもカッパドキアの方がよいです。市中の両替所はもっと高レートの店を見つければお得でしょうね。やはり空港の両替所レートは一番低く、1万円両替でその差は約23TL×32円=736円にもなりました

トルコの上記レートの根拠データは、後述の利用明細書やATMレシート画像を参照してください。


外貨を取り巻く「手数料」のしくみ


クレジットカード決済、海外キャッシング、外貨両替の際に発生する「手数料」は、なんと主に三種類も組み合わさっていることをご存知でしたか(為替手数料、事務手数料、ATM手数料)?素人の自分は全く知らず、いくらか上乗せされているんだな程度でした。

【手数料の種類と額】
海外クレジットカード決済:為替レート+国際ブランドの為替手数料(~0.5%程度、VISA等)+カード会社毎の事務手数料(1.3~2%程度、1.6%が多い、アメックス等)

海外キャッシング:為替レート+国際ブランドの為替手数料+海外ATM手数料(~3ドル程度)+利息(年率18%程度)

国内外での外貨両替:為替レート+為替手数料(2~3円/ドル)



①クレカ決済は結構かかるんですね。③の外貨両替については、多くのサイトで「10万円一括両替する場合、両替所は2千円の手数料(2円/1ドルの場合)がかかるのでお得ではない」とあります。しかし、自分のように5千円程度の小口しか両替しない場合は、為替手数料は100円しかかかりません。

ただし、これは米ドル(2円/1ドル)やユーロ(6円/1ユーロ)などメジャーな通貨の場合で、トルコリラやタイバーツ等のマイナー通貨の場合、必ずしも当てはまらないようです。

例えば、今回の旅行では、空港の両替所明細を見ると、トルコ現地の両替所の為替手数料は4.1%程度(ドルと違い利率性?)、1万円を両替すると12.7トルコリラ(TL)=約410円の手数料がかかっています。上記10万円の両替に置き換えると、4,100円もの手数料がかかることになり、他サイトの指摘どおり、かなり損です。(市中の両替所なら為替レート・手数料ともにもっと良いはず)。

一方、タイ現地の両替所の為替手数料は「無料」。ただし、為替レートに上乗せされている可能性あり。実際の手数料利率が本当に無料なのかわからないですが、文字だけで読むと、タイでは市中両替所(レートが良い店)がお得になります(後述するタイATM手数料を勘案しても)。

では、海外キャッシング金額を大きく左右する「海外ATM手数料」「利息」を見ていきましょう。


海外ATM手数料が国やカード会社によってこうも違うのか?


「キャッシング」とは、カード会社に借金して現金を引き出すことです。私は日本では一切カードキャッシングしたことがなかったので、海外で使用することにとても不安でした。

でも、トルコもタイも空港や町中にATMが設定されており、現金持参のリスクよりも安全かつ気軽にキャッシングできました。ただし、タッチパネルの操作(最初は英語)が多少なれませんでしたが。

多くのサイトでは、ドルやユーロを基本に書かれているので、「海外ATM手数料は一律3ドル(300円)程度)」とあります。でも、マイナーな国では実際は違いました。

「トルコのATM」では、一律でなく4.5%程度という利率で手数料が引かれているようです。少額キャッシングの場合は、利率性なのでさほど手数料はかかりません。

一方、「タイのATM」では、どこの銀行のATMでも、1回の引き出しにつき一律200~220タイバーツ(600~700円程度)がかかるとの確認表示が出ます。これが事実なのかどうか・・・。少額キャッシングをこまめにする自分にとっては、とても割に合わないので、市中の両替所で両替することが多かったです。ただし、日本円を持ち歩く必要がありますが・・・。

このように、マイナーな国ではATM手数料の基準や金額が違うようで、かなりの差が出るので、現地両替所とどちらが得か、自分の引き出し額ならどのくらいかかるかを気にした方がよさそうです。
question.jpg

ちなみに、後述画像のカッパドキアの「urgup sube」のATMキャッシングのレシートでは、チャージ(手数料)が4.5%と記載があり、利用金額が6,267円となっています。しかし、帰国後郵送されたジャックス利用明細書の利用金額は6,166円で手数料欄も空欄になっているのは何故でしょう?

イスタンブールの「HSBC(AHL)」でも、ATMキャッシングのレシートの利用額140TLのまま、ジャックス利用明細で4450円(140TL×31.78)となっており、ATM手数料が加算されている形跡がありません。

そんなわけで、ジャックスカードについて調べてみると・・・海外ATM手数料が無料でした!ユーザーが知らなかったなんて馬鹿ですね(汗)。それにしてもurgupのATMレシートの手数料記載と増額利用額記載は本当に紛らわしいです。

その他のカードでも、海外ATM手数料も、繰り上げ返済手数料さえも無料になるカードがあります。年会費無料の三井住友フィナンシャルグループの「セディナカード」です。繰り上げ返済は銀行口座をペイジー登録が必要で、ネットで繰り上げ返済ができるようです。ただし、海外旅行保険が付帯されていません。


海外キャッシングで発生する「利息」も見逃せない


キャッシングは借金なので、当然日々の「利息」がつきます。年利18%(日割りで約0.049%)のところが多いようです。

そうなると、海外旅行中にネットバンキングで、はたまた帰国してから銀行振り込みやATMなどで早めに「繰り上げ一括返済」するのが、利息を抑えるコツになります。

自分は、海外旅行中にジャックス「エクストリームカード(VISA)」をキャッシングに利用していたので、帰国後、ジャックスコールセンターに問い合わせしてみました。回答は次の通りです。

■海外キャッシングは、VISA集計センターに情報が届いてからジャックスに上がってくるズレがあるため、請求される月の1日から利息が発生する。(日本国内のキャッシングでは、利用翌日から利息が発生。日本国内ATM手数料は1万円では108円、2万円以上で216円。マイナー国に比べると安いですね)

■キャッシング利用してから1週間以内に「ご融資明細書」が郵送される。利用日ごとのハガキなので、帰国後、自宅に毎日のように届き、最初はびっくりしました。

■「繰り上げ返済(銀行振り込み手数料と減額される利息を比較)」と「翌月の通常支払日の一括返済(自分の場合、最大で36日後を含めた利息)」ではどちらが得なのか、サービスセンターに後日問い合わせすれば教えてくれるので、その後に繰り上げ返済するか判断した方がよい。

トルコ・フランス滞在時に利用した4件のキャッシングの明細は次のとおり。
cashing bill.jpg

翌月の通常支払日までの4件の利息合計額は296円にしかならないので、銀行振り込みの手間と振込手数料を考えたら、繰り上げ返済は今回やめておきました。



結局、マイナー通貨調達にはどの方法がお得か?


ーーーーーーーーーーーーーーーー
①【海外キャッシング】ATM手数料+利息
②【現地の両替所】為替手数料
ーーーーーーーーーーーーーーーー
①と②を比べ、①の方が少なければ、海外キャッシングがお得ということになります
。それと、それぞれの為替レートを比較するのも忘れずに。

ただし、ATM手数料はマイナー国によりかなり違うようなので、国や金額によって異なることになりそうです。

また、海外キャッシングの為替レートはその日(あるいは数日後の)のタイムリーなレートが反映されるのに対し、両替所等は少し上乗せされたレートが多いようです。

上記「セディナカード」のように、手数料無料のカードなら海外キャッシングが断然お得でしょうね。


マイナーな外貨調達の実際①「トルコ」


トルコのアタチュルク国際空港の入国審査を終え、バゲージクレームの脇にあるATMで海外初キャッシングしようと思い、タッチパネルを操作(言語選択で英語はありますが、日本語はありませんでした)。
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まずカードを挿入すると、PIN(暗証番号)の入力が求められ、6桁の入力画面になりますが、4桁入力のままで確定でOK。

現金引き出しは「cash with drawal」をタッチ。海外ATMの引き出し通貨選択は、日本円でなく現地通貨(トルコリラTL)の金額指定ボタンになります。

ちなみに、100TL、200TLなど指定金額ボタンが選べますが、サイトの「OTHER(その他)」を押すと、自分の希望する外貨額が入力指定できます(ただし、十の位くらいまでだったかな。銀行によっては入力できない場合あり)。こうすることで、例えば200TLの指定だと、100TL札2枚ですが、190TLを希望すると、50TL札1枚、10TL札が4枚もらえる場合があります。高額紙幣って、市中のお店で出すと嫌がられるんですよね~。これ、どこの国のATMでも通用する小口のお札をゲットする裏技です。
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最後の画面で「レシートは必要か?」と出たので「yes」を選択。海外ATMってトラブル多いらしく、取引の証拠となるので必ず発行しましょう。でも、その後「このATMでは発行できません」とのことで、取引を最後の最後で中止しました。隣のATMでも同様でした。たぶん、レシートのロール紙切れだったのでしょうか。

だから、ATMキャッシングはいったん断念して、到着ロビー出たとこの両替所で1万円を両替しました。市中と違い、空港の両替所ってレートも悪いし、手数料も高いとこが多いんですよね。今回も残念ながらそうでした。
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1万円あたりの為替手数料(コミッション)が12.7TL(410円:約4.1%)とは高い。しかし、手数料は帰国後じっくりレシートをにらめっこしてやっと分かった次第で、現地両替時には、店頭表示されている為替レートを頼りに両替所を選択するしかないのですね。(画像はイスタンブール市中のグランドバザール裏の両替所、私設両替所は店によりレートはピンキリです)
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ちなみに、到着ロビーにはツアー送迎車が待っていたのでじっくり見定める時間がなく、目にとまった両替所を利用しましたが、到着ロビー端には、たくさんのATMがあり、そちらを利用してもよかったと後悔しました。
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トルコでは、市中のATMで3回キャッシングしました。必ずレシートを発行するようにしましたが、銀行や場所によっては、丁寧に記載されているレシートもあれば、そうでないレシートもありました。

【現地通貨両替額(トルコリラ)しか記載のないレシート(大体どこもこんな感じ)】
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【カッパドキアの両替情報が詳細に記載されていたレシート】
cashing bill2.jpg

トルコリラ額だけでなく、日本円額、為替レート、ATM手数料(利率)まで記載されています。詳細が分かりやすいですね。ちなみに、6,267円(190TL)を両替するのに、ATM手数料(チャージ)4.5%(282円)かかるとの記載ですが、自分のジャックスカードは無料でした。紛らわしい記載です。
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マイナーな外貨調達の実際②「タイ」


まず、初のチェンマイ空港到着時に、空港の両替所で1万円を両替。どこも同じようなレートであまりよくありませんでした。
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両替する際の注意点ですが、日本円のお札は千円札を持参した方がよいですよ。自分は1万円札しかなく、しぶしぶ両替しました。両替所で「5千円分両替で、残り5千円はお釣りちょーだい」といってもくれません。ぴったりの額しか両替できないのです。

ちなみに、明細書を見ると、為替手数料(fee)は0バーツとなっています。タイの両替所はどこも手数料は無料のようです(市中でも)。その分レートに含まれているのでしょうね。
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タイでは、バンコクで夜遅く周囲に両替所がなかったので、ATMで1回だけキャッシング(2千バーツ分)しました。どこのATMコーナーでも3社のATMが並んでいるのですが、どこも「ATM手数料が200~220バーツ(600円~700円)」もかかるとの表示が。
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ATMのパネルに、取引終了間際に「手数料が220バーツかかります」と表示され、あまりの高さに最初は嘘でしょと思い、別の銀行のATMも試してみましたが、最後に同じ表示が・・・。レシートにも表示されていますね。

ただし、とあるサイトには「この手数料はキャッシュカードでは取られるのだが、クレジットカードでは貸金業法の規制から実際にはとられない」とあります。これが正しい情報なのかよくわかりません。

実際、後日自宅に郵送されたジャックスの融資明細書を見ると、円換算レートが3.30%との表記があるので計算すると、2,000バーツ×3.3=6,600円となり、明細書のご利用金額6,605円とほぼ同額になります。となると、手数料220バーツは上記のとおり含まれていないようです、タイでもジャックスカードはATM手数料が無料で済んだようです。

その他の手数料がかかるカード利用の場合、タイATMでは本当に220バーツの手数料がかかるのかかからないのか、あるいはレートに上乗せされるだけなのか、ネットの情報が錯そうしているのでよくわかりません。
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融資明細書の「円換算レート(外貨建て)」の3.3は、為替相場推移を調べても、この時期の適切なレートのようで、上乗せされてるレートではないので、ATMキャッシングレートは信用できそうです。

ちなみに、ATM手数料がかかってしまうカードユーザーの方に朗報です。こんなATM手数料の心配を回避する裏技を見つけました。それは、タイでは「バンコク銀行」のATMでJCBカードを利用すると、手数料が無料になるというものです。


(番外編)メジャーな外貨調達の実際「フランス」


街中はほとんど現金は不要なのですが、とりあえず、シャルルドゴール空港(ターミナル1)の到着ロビーでATMを探しました。

シャルルドゴール空港は、タイなど新興国の両替所や送迎予約コーナーのぎらぎらした看板が全くなく、デザインが無駄なく洗練化されていて、両替所やATMが全くみあたらずうろうろ・・・

案内所のねーちゃんに聞くと、「あそこのベンチ後ろのコーナーにATMがあります」とのこと。ジミーに目立たず1つだけ設置されていました。
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レシートもいたってシンプル
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帰国時もシャルルドゴール空港。出国審査を終えて、制限エリア(免税品販売フロア)をうろうろしていると、こちらも地味に両替所とATMがありました。

シャルルドゴール空港では、世界的な両替取引店「トラベレックス」のみが一手に引き受けているようです。
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パリの街中でもATMは見かけましたが、タイやトルコほど頻繁にはみませんでした。


まとめ


まだ海外旅行駆け出しの自分なので、為替や外貨両替・引き出しを調べるほど奥が深く、自分には難解なことが多いです。

サイトの情報も、一般論(メジャーなドル建てだったり)を鵜呑みにするとマイナーな国の通貨両替では当てはまらなかったりで、どの方法がお得か、一概に言えないなというのが正直な印象です。

といっても、現金を持ち歩かず安全で、気軽に引き出せる「海外ATMキャッシング」は、適切な為替レートで取引されるので信頼できると思います。

しかし、実際かかる手数料は国、ATM設置銀行、カード会社によって異なるので、自分に当てはまる条件で判断するしかないようです。特に、「ATM手数料がかかるかどうか」は大きいですね。

あるいは、一回に引き出す(両替する)金額が多いか少ないか、一括で引き出すか数回に分けて必要時に小口で引き出すかによって、一回にかかる為替手数料などが変わってくるので、注意が必要です。

おおざっぱで各社によって記載方法が異なるレシートと、カード会社の利用明細書を照らし合わせて解読することも、正しい外貨獲得にかかる経費を把握する上でも大切になるでしょう(とても面倒ですが)。

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