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昨年8月に陸マイラーになって早10か月。5月に念願の「ANA国際特典航空券」を初めて予約できました。

以前の記事で”半年でやっと4万マイルたまりました”って報告しましたが、やっと6万マイルを越え、「欧州エリア(ZONE7)の特典航空券往復6万マイル」に手が届きました。もっとも、マイル単価率が最も良い「欧州ビジネスクラス(9万5千マイル)」には及ばず、エコノミークラスでの予約ですが。予約できた旅程はこちら。

【トルコ~フランス11泊12日旅の特典航空券】
■7/23(日)羽田~(乗り継ぎソウル)~イスタンブール(IST):アシアナ航空
■7/30(日)イスタンブール~パリ(CDG):ターキッシュ航空
■8/2(火)パリ~羽田:ANA(翌日到着) 


乗り継ぎ1回(ソウル)、途中降機1回(フランス3泊4日)を含め、3本の航空券代はタダ!仕事柄、夏休みの時期は融通がきくので、ハイシーズンに入る前に。気ままな一人旅です。ANAの海外特典航空券は、355日前の予約開始直後から争奪戦なのに、約2か月前でも予約できたのはこういう理由からでしょうね。ただ、さすがに往復ともANA直行便特典は無理でした・・・

4万マイルたまった報告の記事はこちら半年で自分が獲得した4万ANAマイル(大公開)は、手が届く現実的な数字でしょ。誰でも達成できる5つの実践とは?【ゆる~い陸マイラー初心者必見!】

デビュー時にゆるーく立てた「陸マイラー化計画」のゴールに一様辿り着きました。ちょっとは一著前の陸マイラーと名乗れるかな?
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今回から、「ANA国際線特典航空券の予約シリーズ」の連載記事を記しておきたいと思います。第一回目は「ANAマイレージの国際線特典航空券のしくみ」についてです。

今までの自分のように、マイルを貯める活動についての活動は活発に行い、情報や知識もついてきたけど、肝心のANA特典航空券の知識はあまりないし、難しそう・・・という方少なくないのでは?自分は、初めての特典航空券の予約にあたり、ANAのHPや先輩ブロガーの記事を読んで、なんとか勉強したつもりです。でも奥が深い(汗)

ベテラン陸マイラーの方は、「そうそう」「いや違うでしょ」と思いながら、初心者マイラーの方は「へえ~そうなんだあ」と思いながら読んでみてくださいね。

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「無料特典航空券」と陸マイラーの関係(なぜ陸マイラーはANAにこだわるか)


自分のように、あまり飛行機に乗らなくても日常生活でマイルを貯める人たちのことを「陸マイラー」と呼びます。買い物をして貯めた各種ポイントなどをマイルに交換するのです。では、なぜJALなど他の航空会社ではなく、「ANA」のマイルをためるのか?それは、JAL等のマイルに交換するとポイントの半分の価値に減ってしまうが、ANAマイルだけはソラチカカードを使って高還元率の0.9倍で交換できるからです。

詳しくは前記事無駄なくポイントをANAマイルに交換する円滑なスケジュールをご覧ください。

たまったANAマイルを使って、「ANA特典航空券」を発券することができます。つまり、ANA関連の航空券代は”無料”です。もっとも、燃油サーチャージ代、空港諸税・使用料は別途かかりますが。そうそう、今年に入って、燃油サーチャージが復活して、陸マイラーにとっては痛手ですよね。こうして、あくせくためた陸マイルを使って、お得に世界中を旅できるのです!
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特典航空券の申し込み方法は、①ANAウェブサイトから、②ANAマイレージクラブ・サービスセンター(電話)から、の2つのみです。ただし、②の電話予約だと、発券手数料2,160円とられます。空き状況などの電話相談なら無料。①のサイト予約だと、もちろん無料です。

以降の記事では、国内線ではく、「国際線」の特典航空券について説明します。というのは、国際線特典でマイルを使った方が断然お得だからです。つまり、マイル単価率(一般の航空券代÷特典予約に必要なマイル数(1マイルの貨幣価値))が関係します。マイル単価率は、国内線特典は2倍程度、国際線特典は2倍以上、ビジネスクラスだと5倍程度にも価値がふくらむ場合があります。つまり、高い国際線航空券でも少ないマイル数で予約できるということです。

「ANA国際線特典航空券」の概要


ANAマイルを使った「国際特典航空券」といっても、大きく2種類あるのをご存知ですか? ANA国際特典航空券(往復ともANA直行便を利用)、②提携航空会社特典航空券、です。

②の「提携航空会社特典航空券」には、ANAも加盟する(1)スターアライアンス加盟航空会社(ユナイテッド航空やシンガポール航空など28社)、(2)単独契約の「提携航空会社(ベトナム航空やエディハド航空など11社)」、の2つの提携網で構成されています。
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ANAマイルは、①②両方とも使えるので、②を使うと、世界中の路線の選択肢が広がりますね。②が使えるってことは、以前の自分のように飛行機に詳しくない人にとっては、意外ですね。②も上記のANAサイトや電話で簡単に予約できます。

なお、後日記事にアップしますが、ANA予約サイト上のスタート画面でクリックし進める検索項目が①か②かかの違いだけです。ただし、多くのANA陸マイラーは、ANAサービスの質の高さ、快適性、通常購入すると高額という理由で、①のANA特典を好む傾向があるようです。

自分の夏休みの特典航空券は、3本とも②の「スターアライアンス」枠で確保しました。(アシアナ航空~ターキッシュ航空~ANA)
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①ANA国際特典航空券と②提携航空会社特典航空券の比較


では、①ANA国際特典航空券と②提携航空会社特典航空券では、共通部分と異なる部分があるので、ご紹介します。

 【①ANA特典と②提携特典の共通点】

往復同時予約が必要(片道予約不可)

■申し込み期限:搭乗の355日前(出発日含まず)の午前9時から第一区間出発の96時間(8日)前まで(旅程全区間の申し込み)

■必要マイル数は、出発地と目的地のゾーン、搭乗クラス(Y:エコノミー、C:ビジネス、F:ファースト)により異なる

■必要マイル数の目的地は、マイル数が最も高い地点とする。

■不足マイル分を現金やANA SKYコインで補てんできない

有効期間は、旅行開始日から1年間

■航空会社、搭乗者、区間、経由地、クラスの変更はできない

■すべての区間で未使用の場合に限り、払い戻し手数料マイル(1名3千マイル)を差し引いた差額をマイル口座に払い戻される

■会員本人以外が特典利用する場合、「特典利用者登録」が必要(配偶者、同姓パートナー、2親等以内の家族、最大10名)

■特典航空券の座席には限りがある(一般の有償航空券席に空席があっても特典では利用できない)

■マイル積算対象外

■遅延・欠航の場合、代替交通手段や宿泊の提供はなし(ただし、ANAサービスセンターへ連絡すれば、空席のある別便への日付け変更・経路変更、キャンセル・マイル払い戻しができる)

■特典の受け取り方法:Eメール、郵送またはANAの各支店にて「Eチケットお客様控え」を受け取る


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 【①ANA特典と②提携特典の相違点】

■対象便
①ANAかエアージャパン(ANAとコードシェア便のみ)のみ
②スターアライアンス加盟の各航空会社の自由な組み合わせが可能

■必要マイル数
①往復12,000マイルから(ローシーズンの韓国エコノミー(ZONE2)
 ※エコノミー最高は60,000マイル(ハイシーズンの欧州(ZONE7)
②往復15,000マイルから(韓国エコノミー(ZONE2)
 ※エコノミー最高は60,000マイル(欧州(ZONE7)

■シーズン区分の有無
①シーズンにより必要マイル数が異なる(L:ローシーズン、R:レギュラーシーズン、H:ハイシーズン)
②シーズンによる必要マイル数の変動はない


■ゾーン区分
①8区分
②10区分(ZONE8:アフリカ/中東、ZONE9:中南米、が加わる)
 ※①のANA便だと、上記2つのゾーン路線がないからか。

■日本のZONE1の区分
①1つ
②2つ
(1)ZONE1-A:国際線往復2区間のみの旅程(海外乗り継ぎ、途中降機なし。日本国内乗り継ぎのみOK)
 ※必要マイル数が若干低い(例)エコノミー:3千~5千マイル低い
(2)ZONE1-B:3区間以上の旅程(海外乗り継ぎ、途中降機あり)
 ※必要マイル数が若干高い

■変更(発券後)
①予約済み便の24時間前かつ、希望便出発の24時間前まで
②搭乗希望便出発の96時間(8日)前まで
※「旅行開始日から1年間」の有効期限内で上記期限内であれば、変更は何度も可能ということになる(ただし、同一区間等の条件あり

※②提携特典の場合は、「予約済み便」の時間の条件がない⇒予約済み便を乗り過ごした後でも変更可能?

■①ANA特典は、「利用できない期間」がある(ハワイ発1/1~2)

■②提携特典は、ANA便の利用が含まれていても、提携他社便が一便でもある場合、提携の「マイルチャート」が適用される。

■途中降機(トランスファー:24時間を越える滞在)
①日本発は途中降機できない。海外発の途中降機は目的地以外に1回可能
②日本発・海外発ともに、目的地以外に往路・復路いずれか1回可能

■乗換(トランジット:24時間以内の乗り継ぎ)
※途中降機は乗り継ぎ回数に含まれる
①日本国内での往路・復路各2回まで可能(往復計4回も国内で乗り換える人がいる?)
②日本国内で往路・復路各2回まで、海外で往路・復路各2回まで可能
②乗換地点には制限がある

■空席待ち
①片道につき1便可能(ただし、同一区間に別の座席確保済みの場合は不可)
②空席待ち不可(ANA便含む)


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上記「①ANA特典と②提携特典の比較」をさらに読み解いていこう


往復同時予約が必要
搭乗355日前に1年後の海外旅行の予定がたつ人ってどれくらいいるのでしょうか?多くの人は難しいですよね。国際線特典(特に①ANA特典)は争奪戦なので、355日前開始日に「利用したい航空会社、区間、経由地、クラス(後日変更不可)」を定め、希望日以外しか空きがなくてもとりあえず予約して、有効期間1年以内に希望日に空きがでたら変更するってこともできます。ただし、空きが出ない場合、希望日でない予約なので取り消しし、払い戻し手数料3千マイルをドブに捨てるリスクも高いです。特に②提携特典は、空席待ち不可なので難しいです。

ちなみに、ANA国内線特典航空券は、搭乗日の2カ月前から4日前までなので、国際線とは大違い。2か月前の予約開始日に申し込めるのは、自分のスケジュール管理の面からも現実的ですね。

やはり、海外旅行の日程のめどが現実的にできた時に、希望日の空き状況を検索するのがベストでしょう。ただし、空きが限りなく少ないと思います(目的地などの条件次第ですが)。ハワイなどは人気路線でほぼ不可能といわれています。そんな時は、LCC格安航空券や他社の格安ダイナミックツアーを調べてみると、エコノミーの掘り出し物件が見つかるかもしれません。もっとも、特典ビジネスクラスにこだわりたいっていうのなら、仕方ありませんが。
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■特典航空券の座席には限りがある
陸マイラーブログに多いこの話題。ANAダイアモンド会員、プラチナ会員、SFC会員の優先座席枠のおこぼれにような一般特典航空券座席枠なので、1機につき2~3席しかないとの噂も。根気よくANAサイトでこまめに空き状況を検索するしかないですね。


■遅延・欠航の場合、代替交通手段や宿泊の提供はなし
特典って、格安LCCのような対応です(汗)


■ゾーン区分
アフリカや中南米に特典で行きたければ、①ANA特典のZONE区分にないので、②提携特典で行くことになります。自分の夏の旅程は、日本ZONE1-B発着⇔トルコ~パリZONE7欧州を利用します。

【②提携特典航空券のゾーン区分】
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ちなみに、乗換地点(途中降機含む)には制限があります。上記ZONE区分とは別に、「乗換制限のあるエリア区分」があります。例えば自分の夏の旅程の場合、日本【エリア3】出発⇒【エリア2】目的地:欧州(トルコ)・中東・アフリカになり、【エリア1】北米・中米・南米での乗換はできません。なので、乗換(途中降機)はパリ【エリア2:同一エリア内】としました。

ただし、【エリア3】韓国、中国、東南アジア、南アジア、南西太平洋と【エリア2】欧州・中東・アフリカは、どこでも乗り継ぎ可能と読めますが、「より必要マイル数が高いゾーンを乗換地点にできない」という条件があるので、実際は絞られます。


■日本のZONE1の区分
①ANA特典では1区分ですが、②提携特典では「1-A:往復2区間、海外で乗り継ぎなし(必要マイル数低め)」と、「1-B:往復3区間以上、海外乗り継ぎあり(必要マイル数高め)の2区分あります。

自分の今回の夏の欧州ゾーン旅程のように、途中降機する場合は1-Bになり、1-Aより5千マイル多い6万マイルが必要です。途中降機による他国滞在に5千マイルが高いと見るか、安いと見るかでしょうか。

【②提携特典航空券の必要マイルチャート】
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もっとも、これは①ANA特典のハイシーズンと同じ6万マイルです。もし自分が①ANA特典を往復利用していたら、7/23往路はRレギュラー:55,000÷2=27,500マイル、8/2復路はHハイ:60,000÷2=30,000マイル⇒必要マイル数計:57,500マイルとなります。

【①ANA特典航空券の必要マイルチャート】
●ana-tokuten milechart.jpg


■シーズン区分の有無
これ、使い方次第で、②提携特典にお得感がでます。例えば、①ANA特典には「シーズン区分がある」ので年末やGW等のハイシーズンはマイルが高くつくのに対し、②提携特典は「シーズン区分がない」ので、年末等人気のある時期も必要マイルが変わらないのです。

ハイシーズンに、②提携特典でZONE1-A(海外乗換なしで目的地まで直行2区間)で行くとしたら、①ANA特典Hシーズンよりも、Yエコノミー、Cビジネス、Fファースト全てのクラスで、5千マイル安く行けるので、お得です。


■途中降機(トランスファー:24時間を越える滞在)
「途中降機」する都市が前述の「乗換制限のあるエリア区分」に該当しない場合(必要マイル数が目的地と同じか、それ以下のゾーン)、無料で特典航空券が追加発券できるので、使わない手はないです(複数都市の周遊扱い)。海外の目的地が2カ国できるようなものなので、日本発で2回に分けて別々に行くより、俄然お得です。ただし、旅程の日程に余裕があればの話ですが。

①のANA特典の場合は、海外発のみ途中降機が1回可能なので、外国の目的地からの復路の途中で立ち寄る形になります。②の提携特典の場合は、国内発・海外発どちらか1回可能なので、往路・復路どちらかで立ち寄れます。自分は、目的地トルコの帰りにパリに立ち寄ります

「途中降機」については、後日の記事で詳しくアップします。
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まとめ


特典航空券の基礎知識は様々にちらばっていて、実際活用するのにつなぎあわせて理解することが必要になります。高度な技ですよね。ここが陸マイラーの力の見せ所なのでしょう。

奥の深い特典航空券なので、長文になってしまいました。

今、せっかく勉強して大枠や留意点が分かってきたので、自分の備忘録としてこの記事に記しておきます。

今後のシリーズ連載は、「途中降機について」「特典航空券予約の実際」などを予定しています。

【簡単解説】ANAマイルを使った国際線特典航空券の予約方法と旅行ルート作り大公開!(まだ間に合う!夏休みの欧州旅行・計画編)

マイルを貯めて年に1回「ヨーロッパ往復ANAビジネスクラス」無料特典航空券ゲットも夢じゃない!?
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