トルコの共同浴場【ハマム】超きもちいぃ体験レポート(ハマムの入浴方法教えます)【トルコ紀行⑥】

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夏休みのトルコ周遊一人旅で絶対体験したかったのが、日本の銭湯ともいうべき、トルコの公衆浴場「ハマム」

イスラム教の教えでは「清潔は信仰の半分」と明記されているように、体を常に清潔に保つことは非常に重要なんだとか。だから、トルコ人はハマム大好きなのです。

ネットを調べてもハマムの入浴の仕方があまりアップされていないので、今回自分の体験レポートを書きます。

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まずは、「ハマム」の料金設定から


ハマムは蒸し風呂式で、日本の銭湯のようにお湯をはった浴槽はありません。広い浴室の中心に「へそ石」という大理石でできた広い円形の温かい台があって、そこで寝て体を温めたり、サウナに入ったり、三助(ケセジ)さんにアカスリを頼んだりします。
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日本では昭和の時代に、今でいうソープランドのことを「トルコ風呂」といって風俗の象徴のように言われていましたが、トルコからの強い批判を受けこの名称使用は中止されました。当然ですよね。なぜ、この健全なトルコの公衆浴場を日本の風俗の名称に結びつけたのか、疑問でなりません。

トルコの地方のハマムは地元民用なので、料金も格安ですが、イスタンブールの旧市街(自分の泊まったスルタンアメフット地区など)は、観光客価格で驚くほど高い料金設定です。日本の銭湯のように一律料金が定められていないようです。

入店すると、まず番頭(会計窓口)が英語の料金表を提示してくれるので、希望するコースを選びます。入場料は必ず支払い、オプションで泡(フォーム)マッサージ、アカスリ(スクラブ)マッサージ、オイルマッサージなどを追加する方式です。多くの観光客は、入場料+泡+アカスリのコースを利用するようです(自分もそうでした)。地元のトルコ人は、入場料だけでハマム内をぶらぶらという人も少なくないようです。

下記料金一覧は、入場料+泡+アカスリの3点コースの価格を参考に掲載します。

【ハマムの場所別料金一覧】
■①イスタンブール中心(スルタンアメフット地区)の観光客向けハマムA
約6,500円(高級ハマムになると、1万円のところも)

■②イスタンブール郊外(路面電車で15分くらい離れた町にある)地元民向けハマムB

約2,600円(85トルコリラ)(入場料1200円(40TL)、オイルマッサージ900円(30TL)、泡マッサージ450円(15TL)、アカスリはもっと安い)

■③中部アナトリア地方「カッパドキア」中心都市のユルギャップの地元民向けハマムC
約4,000円(135トルコリラ) 


①は体験してません。ガイドブック掲載価格です。②③は体験済みです。特に②は激安ですね(と言っても、日本の銭湯ほど安くありませんが)。②③は地元トルコ民用なので、こじんまりしていて設備も地味です。トルコ人から言わせると、③の4千円くらいが妥当な料金だそうです。大きなハマムになると、休憩室の上に二階があって個室になってます。
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自分がハマムの入浴体験できた理由は・・・


カッパドキアでは、現地ツアーを頼み、トルコ人の日本語ガイド「アリさん」と2日間廻りました(日本人観光客がテロの影響で激減で、結局自分一人のプライベートツアーのようでしたが)。

最終日、自分が「トルコ人の大衆文化である『ハマム』にぜひ入りたいけど、入浴方法が分からない」とつぶやくと、ツアー行程には入っていませんでしたが、アリさんが「では最後に自分と一緒に行きましょう」と個人的に誘ってくれたのです。日本では考えられないですよね。サービス精神旺盛のアリさんはこちら↓
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上記料金一覧の③の「ユルギャップ中心地にあるハマム」に案内してもらいました。
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ユルギャップで一軒のみのこのハマム、こじんまりしているのですが、トリップアドバイザーで4.5の高評価のようです。
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入店~着替え


店は重厚な小さなモスクのような造りで、入口を入ると番頭さんのいる会計窓口。そこで英語のメニュー表を見せてもらい、泡(フォーム)マッサージとアカスリ(スクラブ)を付けることに。料金は後払いのようです。

靴箱に靴を入れてサンダルに履き替え、いくつかある脱衣場のガラス張りの小さな個室に案内されます。そこで荷物を置き、着替え、渡されたバスタオルを腰に巻いて鍵を閉めて、鍵のゴムを腕に着けて準備完了。

スタッフの方々は男性ばかりで女性はいませんでした(客も早い時間だったせいか、自分たちだけでした)。というか、浴室が一つしかないので、男女混浴のようでした。地方のこじんまりしたハマムは混浴で男性の三助(マッサージ師)のみらしいですが、観光地の大きなハマムは男女別の浴室で女性の三助さんもいるようです。ただし、三助という仕事は女性に不人気らしく少ないようで、トルコ人女性はあまりハマムを利用しないのかなあ。観光客の女性は水着着用の人もいるらしいです。
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浴室でじんわり汗だし


ハマムの屋根がモスクのようにドームになっていることが多く、浴室が円形の形です。天井の穴から光が差し込んできて、とても荘厳な雰囲気です。
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浴室の周りには、カランのような水浴び場所が多数あり、小さな水がめと水・お湯の蛇口、円形の小さな桶があり、自分で水がめにぬるま湯をため、まず桶で水浴びします。シャワーブースはある店とない店があるようです。
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水浴びして体を洗い流した後、浴室中央にある「へそ石」の脇でサンダルを脱ぎ、上にあおむけになり、じんわり体を温めます。大理石のへそ石は適度に常に温かい状態に保たれています。その際も腰のバスタオル着用のままです。日本の銭湯のように全裸ではないのでお間違いなく。アリさん曰く、「小さな桶をへそ石に持ってきて、あおむけの自分の後頭部に枕のように敷くとよい」のだとか。
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自分の時は、ほとんど客がいなかったので、天井のドームから差し込む光をぼんやり眺めながら、ぽかぽかゆったり時間が過ぎて気持ちよかったですよ。

体が十分に温まらない時は、併設のサウナに入るのもよいでしょう。


いよいよアカスリ&泡マッサージ


体が十分温まったところでマッサージの時間。このユルギャップのハマムでは、別室(といっても壁で簡単に仕切られているだけのスペース)でマッサージをしました。二つベッドがあり、アリさんと一緒でした。料金一覧②のイスタンブール近郊のハマムでは、オイルマッサージは個室ですが、アカスリと泡マッサージは浴室のへそ石の上で施術されました。ハマムによって施術場所が違うようです。
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施術者は「三助(ケセジ)」と呼ばれる、胸毛けむくじゃらな屈強そうなトルコ人おっさんが多いです(画像はイメージ)。同じく腰にバスタオルを巻いて、浴室入室後、15分~30分くらいして呼びに来ます。
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まずはアカスリから。専用のタオルでごしごし擦ります。少々硬い生地なので、痛かったり赤くなったりしますが、驚くほどアカが出ます。だいたい10分くらいで全身終わります。

次に泡マッサージです。三助さんが専用の長いハンドタオルを壺の石鹸液につけるや否や、ふわっとタオルに空気を含ませ、一気に絞り込むと、見事な泡の塊ができます(手品を見てるみたいでした)。いい匂いのする泡です。
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その泡の塊を体の上にのせて、各部位をマッサージしていきます。日本の指圧や整体と違い、ツボに指の圧を加えるというのではなく、指先、足先から体の中心にかけて、絞り込むように手のひら全体で力強くマッサージしていきます。血行促進でしょうか。このユルギャップの三助さんは結構上手でした。イスタンブール近郊の三助さんは今一つ。ただし、自分的には、日本の指圧・整体の方がマッサージは気持ちいいと感じました。泡マッサージは15分程度でした。

以前、お笑いタレントがハマム体験したテレビ番組では、三助さんに粗々しくお湯を息ができないほどばしゃっとかけられたりしていて、荒々しいなとしか印象がなかったのですが、実際のマッサージはそんなに荒くなかったので安心しました。ただし、泡マッサージの最後は泡を頭部から顔面にかけてつけられるので、目が開けられない状態で、最後の仕上げとして冷たい水をばしゃーっ!とかけられた時には、思わず「ひえー!」と叫んでしまいました(笑)

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自分はマッサージ中は終始腰のバスタオルは外さなかったのですが、トルコ人の客を見てみると、股間の上にちょこんと置くなどしてました。バスタオルがタイトだとマッサージの際に腿に食い込んで痛かったので外してみるのもよいかもしれません。

結局、アカスリと泡マッサージ合わせて、施術時間は合計30分程度。日本の健康ランド内のアカスリマッサージと違い、時間きっかりの時間制でなく、結構ファジイなようです。

マッサージ後は上がってもいいし、再び浴室のへそ石に寝転んでもよいです。


湯上り


濡れたバスタオルのまま休憩室に上がると、係の人が乾いたバスタオルを股間の前に横に広げ、「濡れたバスタオルを取ってください」と言われます。股間が見えないように手早く新しいバスタオルを腰に巻いてくれます。頭からも別のバスタオルをかけてくれます。
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休憩所の椅子に座ってしばらく湯冷めしないように休みます。「チャイ(トルコ紅茶)を飲みますか?」と聞かれるので、ほしい場合は有料で頼めます(日本の湯上りの牛乳のような感覚でしょうか)。

そして、脱衣場個室の鍵を開けて着替えて会計。その際に三助さんにチップを支払います。ネットを検索すると、料金の10%程度とか、5トルコリラ(150円)を見せたら不満そうだったので10トルコリラ(300円)を渡したら喜んでくれた、たばこ代100円~200円程度、などなど、不確実な情報ばかりです。

実際、自分はよくわからなかったので、三助さんに5トルコリラしか渡しませんでした。よくしてくれた三助さんだったので、後になって少なすぎたかなって。

自分は地方の地元民用のハマムを利用したので、三助さんから露骨なチップの要求はありませんでしたが、観光客用のハマムでは施術後に露骨なチップの要求がある所もあるんだとか。チップ文化、チップ金額って日本人には難しいですよね。


まとめ


この旅行でハマムにはまり、結局3回も利用してしまいました。ただし、日本人から見ても料金が高めなので、物価の安いトルコ人にとっては、そうそう度々利用できるもんではなさそうです。

観光地めぐりばかりでなく、ハマムのようなトルコ人大衆文化に飛び込んでみるってのは、非常によい体験だなと感じました。トルコの歴史を肌で感じることもできますしね。

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